四畳半神話大系第2話『映画サークル「みそぎ」』を見た海外の反応

バラ色の大学生活を夢見て映画サークルに入部した「私」だったが、その実情は城ヶ崎先輩を頂点としたカースト制度であり、その最下層に位置することになってしまう。
その扱いに憤懣やるかたない「私」は悪友小津と共に城ヶ崎先輩の秘密を映画にとることにした。
ノイタミナ枠で放映されている『四畳半神話大系』の第2話、海外ではどのように受け止められたでしょうか?
公式サイト
ソース
●プラハ:男性
今シーズン最高のアニメ!
Akashi san maji kawaii!!!(原文まま)
●不明
このアニメはマジで面白いし、アートスタイルは興味深いよ。
『ひぐらしのなく頃に』を思い出したのは自分だけかな?
●男性
エクセレント。物語の最後に到るシークエンスが好きだな。
●ニューヨーク、アメリカ:男性
オゥ、ゴッド、少しゆっくりになってる(「私」のナレーションとか)
オーケィ、自分の仕事に戻ろう、確かにこれはエンドレスエイトのようだが、正しくは『ひぐらしのなく頃に』や『うみねこのなく頃に』のようなタイムループ物なんだ。
しかし、彼が4度目の失敗をしたとき「我々は以前この会話をしたことが無かったか」と気がつくんだ。それから、明石さんはマジでお気に入りだよ。
「はい、2000円」
「値上がりしてませんか?」
自分は「私」と小津があのリア充先輩をかました方法が気に入ったよ。
小津は小悪魔だな。しかし一番悪いのは「私」を巻き込んでいることだ。
オーマイガッ、あの最後ときたら…
●不明
過去から学ばない人間はそれを繰り返す。文字通り
このループを続けていく間に「私」は自分の自己破壊的な行動こそが問題で、自分の参加するどんなサークルも関係ないということに気づいていくんだろうな。実際彼は漠然と時間が巻き戻されているということに気がついているようだ。「私」が明石さんとの約束を守った時、このループから抜け出せるんだろうな。
●女性
第1話とは異なる設定で巻き戻っていったけど、「私」、小津、明石さん、占い師は同じままのようね。
●不明
この進行方法は映画で言えば『恋はデジャ・ブ』(wikipedia)だな。
小津はトロルみたいな奴だ。でも何でかあいつからは悪意を感じないんだよな。「私」が見た王座に座った城ヶ崎先輩と、実際の酔っ払って女性二人に担がれた姿、それはかなり違いがあるな。小津は変わっていないようだ。彼は悪い奴じゃないが、間違った選択をわざとしたがっているように思える。言い換えれば「私」の正反対って感じだ。それと、小津は実際には「私」を堕落させたい訳じゃない気がする。どちらかというと、「私」が堕落した言い訳に小津を使っている気がする。
次回が待ちきれないよ。
●クイーンズランド州、オーストラリア:男性
第1話目と同じ内容だった気が…これはまさしく退屈なアニメになりそうだな。少なくとも会話は速くなかったのは確かだ。
問題は「私」の声優と、そのつまらない口調だと思ってるけど、これはまだ何ともいえないな。
いずれにせよ、このアニメには何も感じない。つまらなくは無いが面白くも無い。
●ボストンの近く、アメリカ:女性
第1話と似た、退屈な回だった。もう大体展開は分かってきた感じ。映画の部分は面白かったけど、小津や明石さんに関しては新しいものは少なかったし。早いうちに回復することを願ってるわ。
●サバ州、マレーシア:男性
主人公はいつも時間を浪費してるように思えるな…ネガティブ思考??
「ドキュメントは時として意図的に作られるものです」あの悪魔の台詞はクールだ^^
可哀想な「私」。もう一度チャンスが与えられたのに。もし明石さんとの約束どおりに映画を上映していたら、彼女のハートを捕まえていたのに。
「私、そういうの嫌いじゃないです」~明石
●ドイツ:男性
第2話の終わりでもう一度リセットしたのは興味深いな。疑問なのはスタッフが今後どうするつもりなのか、だ。後2~3話ループさせるのか、もっと続けるのか。別世界での話をもう少し続けるのなら、登場人物の掘り下げをもう少しやってもらいたいな。
まだこのアニメを気に入ってるよ。
作品の雰囲気はまだ保ち続けてるけど、退屈過ぎたり話が単純にならないように色々と変えていってもらいたいね。
●ニューヨーク、アメリカ:男性
●リオ・デ・ジャネイロ、ブラジル:女性
↑イエァ、それが現実よ。
私はこのアニメが本当に好きだし、「私」のナレーションがゆっくりになったのを神に感謝してるわ。あの字幕を追いかけるのは気が狂いそうだったもの。
●女性
私はこのアニメが好きよ。小津が好き、彼は最高よ。
●フィリピン:女性
私はこのアニメが好き!このアニメは私が今までに見たどんなアニメにも無いものがあるもの。これを見てるとみんなに騙されてると言われるけどね(笑)
●ロンドン、UK:女性
私はこのアニメがかなり好きよ。
なんでみんな不平を言うのか、信じられないわ-_-このアニメが好きじゃないなら荒川~でも見てたらいいじゃない…
●ニューヨーク市、ニューヨーク州、アメリカ:男性
主人公のキャラはすでに立っていたし、視聴者に投げられた情報が少なかった1話に比べたらはるかに見やすかったね。
自分はこのループ物を楽しんだし、それだけのものだったと思ってるよ。まだ「私」に我慢ならなくなった訳じゃないし、ゆっくりではあるけど物語が変化していくのを見るのは面白いよ。
●不明
自分はこの物語展開は好きだな。次のエピソードで「私」が更に異なった状況になっていれば、このアニメは今期一番のアニメだと、真剣に思うだろうね。
●アメリカ:男性
↑君の言いたいことは分かるが、大多数の人はそういうことを見逃してるんだよな。多分「私」の話すペースについていけないんだろうな。このアニメがもっと人気になって欲しいなら、その方法を考えなきゃ。
『ひぐらしのなく頃に』のように情報が少しずつ出てくるとかなら良かったんだけど。
確かに「私」が少し異なった世界に巻き戻されたというのは、最初のエピソードで何が起こったのか再考するのに役立ってはいたけど。
フィルムが切り替わったシーンは何が何だか判らなかったし、川に投げ込まれた場面はこのエピソードが続くのか、これで終わりなのか予想できなかったよ。
彼らが映画を作った方法は面白かったし、これは正義だといわざるを得ないよ!
素晴らしいエピソードをもっと!
●パリ、フランス:男性
今のところ、2010年のベストエピソードだな。物語のテーマは素晴らしく、実行方法はまさに完璧、最高だ。
>この進行方法は映画で言えば『恋はデジャ・ブ』だな。
まさに。これぞエンタティンメント、といえる最高の映画だな。
●インディアナポリス、インディアナ州:男性
日本版『恋はデジャ・ブ』!まったくその通りだよwww自分は萌えも大好きだし、それ以外も好きだよ…そしてこのアニメにはぶっ飛ばされたよ!こいつは最高だ。「私」は自分でことを起こしてるんだ。小津はただ自分が楽しむためだけにそれに協力して、更に悪くしてるんだ。
これから数話の内に小津が目覚めることを願ってるよ。もう一度言おう、彼がそうならない事を願ってるけど、そうなってしまうだろうな。
オゥ、イエィ明石さんこそ全て!!彼女は最高だよ。
●ロンドン、UK:男性
この第2話はかなり良かったし、タイトルの"Galaxy"の意味がようやく分かった気がするよ。
このエピソードはかなり狂気に満ちてはいるけど、このシリーズが心理学や超自然的なものをテーマにしてるという訳じゃ無さそうだ。
もっとも、自分は「私」がだんだん現実を失いつつある様子にかなり恐怖を覚えたけど…おそらく、彼がエピソード毎に異なるクラブに入っている理由もそこにあるんだろうな…明石さんに出会って恋に落ちたんだけど、彼は約束をしたという訳じゃなくて、本当は彼女を誘う勇気がない、ということなのだろう。
しかし、彼が誘えなかったその後に起きたのは、彼女が事故で死んでしまった、という事だった。それを見た後で彼は、彼が狂ったということを示すアニメでのエピソードを経験していくんだ。これは個人的な予想で、自分は原作を読んでいない、でもこういうことだって可能性としてない訳じゃないと思うよ
明石さんはめっっっっちゃ可愛いな。「私」が明石さんとの約束を守って、最後には彼女を誘う勇気を持つことを願っているよ。
最後の小津を「私」がキスするところはマジでキモかったw
●不明
>明石さんに出会って恋に落ちたんだけど、彼は約束をしたという訳じゃなくて、本当は彼女を誘う勇気がない、ということなのだろう。
>しかし、彼が誘えなかったその後に起きたのは、彼女が事故で死んでしまった、という事だった。それを見た後で彼は、彼が狂ったということを示すアニメでのエピソードを経験していくんだ。
あり得ない訳じゃないけど、それはあまりにも酷すぎるな。自分はこのアニメが『シティ・オブ・エンジェル』のようになるとは思わないな。この物語はグッドエンドで終わるだろうし、とても心が痛むような終わり方をするとは思えない。
●不明
自分は同じ監督のアニメをいくつか見たから、このアニメがハッピーエンドで終わると思うよ。
これは素晴らしいエピソードだったわ。第1話ほどではないにしても。私が好きなセオリーというのもあるけど、このアニメの最後が、アニメの始まりに繋がって終わるかもね(火垂るの墓みたいに)
●不明
自分が言いたいのは、このアニメは娯楽作として全くの合格ってこと。何が起きてるのかはわからないけど、恋愛模様はいいし、コメディパートは最高に面白いよ。
●女性
最初のエピソードよりも好きだわ。
それにしても小津はエピソードの最後で必ず女装するのかしら?勘弁して。
●ロスアンジェルス地域、カルフォルニア州、アメリカ:男性
マジで面白かった。メインキャラ3人は最高だな。
管理人的にこの2話は1話目よりも面白かったです。というか城ヶ崎先輩のキャラクターにやられた。
さて、さっそくエンドレスエイトとの比較が出てきました。
ループ物として、大きすぎる結果を(良くも悪くも)残しただけに、海外でもこれもそうなのか?と戦々恐々としてる気が。
ひぐらしやうみねこと比較している人もいますが、多いのが映画『恋はデジャ・ブ』への連想でした。
管理人は見ていないのですが、興味がわいてきました。ビル・マーレイは好きな役者だし。
もっとも内容としては世界が若干変わってきているところからループ物というよりも並行世界物の方が近い気がします。
明石さんは死んでいて、それを認められない「私」が狂気の世界に囚われているんだ、という過激な意見も。
ループ物、リプレイ物はSFとしてはかなりメジャーなジャンルですが、メジャーなだけに目新しいくない上、同じような内容を繰り返すことになるので、飽きられるという危険もあります。
その辺をどう料理していくのでしょうか?
それ以外だと、詳しくは翻訳していませんがこういった個性的なアニメの不人気を嘆く意見が見られました。
萌えアニメは嫌いじゃないけど、けいおんやエンジェル・ビートばかりコメント数が伸びるのはどうなのよ?という意見も。
それにしても小津役の吉野裕行(wikipedia)はこういう人を食ったような役をやらせると映えますね。
海外でも小津は明石さんと人気を2分しています。
※管理人雑記
正確にはループ物というよりもタイムリープ物になるのですが、映画『バタフライ・エフェクト』は近年の映画の中でもかなりお勧めです。
時間跳躍能力に目覚めた主人公が現在の状況を変えるために過去に向かうのだが、何度変えても状況は悪くなるばかり、どうにもならなくなった主人公が最後に選択したのは…という内容で、日本では無名の俳優ばかり出演しているのですが、隠れた人気作でシリーズ化されています。
もっとも良いのは第1作目だけで後は…なのですが。
それでも、第1作は個人的にかなり好きな映画で、2005年に見た中では一番好きな映画だったりします。
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第3話に関しては今のところ翻訳するかどうか微妙なところです。
人気がない、という訳じゃなくて評価は高いのですがコメント数が少ない上、コメントしてる人間がほとんど変わらず、数人で物語の考察をしている状態なので翻訳が
内容的には小津は樋口の弟子である以上、縁結びの神様の部下で「私」を試すためにわざと邪魔をしてるんだろう云々…
最終回に関しては翻訳しようと思っていますが、それ以外は未定とさせてください。
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