よつばと!海外版の評論記事 その2

よつばと!海外版の評論記事その2です。
ソース(ページの一番下に記事があります)
全ての漫画評論家がその評論家人生においてあまりの素晴らしさ、美しさ、そしてその愛らしさのために公平な評論を下すことが出来ず、「今までに読んだ中で一番」と挙げている漫画を評論する時がついにきた。
『よつばと!』がどうやってたくさんのファンと、評論家による賛辞の両方を得ることが出来たのか考えてみよう。
よつばと!は可愛くて笑えて、あなたにくだらない、という思いをさせることはない。
日々の生活をスライスして描写してみせた『あずまんが大王』を生み出したことで4コマ漫画家として大成したあずまきよひこだが、一般的なフォーマットの漫画である『よつばと!』によってそれを更に完成させた。
理論的に考えるなら、別にそんなことをする必要はなかった―6歳の女の子が主人公の漫画なんて大抵馬鹿げた小学生向け漫画か、ペドフィリア向けのハーレム漫画だ―しかし、小岩井よつばの冒険はそのどちらかにでも当てはまるだろうか?
そうではない、それは子供の目を通した世界への明快でチャーミングな描写であり、彼女は我々に擦り傷に興味を持つような少年時代のころを思い出させてくれるのだ。
(漫画という色眼鏡を通してではあるけれど)
なぜなら、『よつばと!』はその短い章立ての中でで何者にも縛られない輝くような一瞬を描き出しているからだ。
いや、むしろ輝くような一瞬一瞬を集めている、と言った方がよいかもしれない。
よつばが水鉄砲を持ち、隣人達を”殺して”回っている時、あるいはレポーターのように隣人の失恋を彼女の家族に”報道”している時、地球温暖化防止のために家中の冷房を止めて回っている時…
またよつばだけでなく彼女の周りの人たちもまた素晴らしい。
ジャンボのあさぎへの恋心は、みんなに弱みを握られるという結果になってしまった。
(その願いが成就するかどうかに関わらず)
そしてよつばの架空の友人や敵(ダンボーと大きな目の怪人)までもが私達を楽しませてくれる。
描写スタイルはシンプルだがあずまんが大王程ではない。
これは牧歌的な都市生活を描写したこの漫画を読むために重要でもある
あえて欠点を挙げるとするなら、ADVから次の巻がいつ出るのか分からないことだが、それはおそらく私が『よつばと!』の全てを気に入っているからだろう。
こちらも大絶賛です。
子供のころの気持ちを思い出させてくれる、という感覚はどこでも同じみたいですね。あずまきよひこの描画の確かさはこちらでも好評です。(画集でないかな…)
よつばと!に関しては読者のレビューもあるので、いつかそちらも訳してみたいですね。
管理人雑記:
amazon.comを見てみると英語版よつばと!には表紙が2種類あるみたいです。
『よつばと!』がどうやってたくさんのファンと、評論家による賛辞の両方を得ることが出来たのか考えてみよう。
よつばと!は可愛くて笑えて、あなたにくだらない、という思いをさせることはない。
日々の生活をスライスして描写してみせた『あずまんが大王』を生み出したことで4コマ漫画家として大成したあずまきよひこだが、一般的なフォーマットの漫画である『よつばと!』によってそれを更に完成させた。
理論的に考えるなら、別にそんなことをする必要はなかった―6歳の女の子が主人公の漫画なんて大抵馬鹿げた小学生向け漫画か、ペドフィリア向けのハーレム漫画だ―しかし、小岩井よつばの冒険はそのどちらかにでも当てはまるだろうか?
そうではない、それは子供の目を通した世界への明快でチャーミングな描写であり、彼女は我々に擦り傷に興味を持つような少年時代のころを思い出させてくれるのだ。
(漫画という色眼鏡を通してではあるけれど)
なぜなら、『よつばと!』はその短い章立ての中でで何者にも縛られない輝くような一瞬を描き出しているからだ。
いや、むしろ輝くような一瞬一瞬を集めている、と言った方がよいかもしれない。
よつばが水鉄砲を持ち、隣人達を”殺して”回っている時、あるいはレポーターのように隣人の失恋を彼女の家族に”報道”している時、地球温暖化防止のために家中の冷房を止めて回っている時…
またよつばだけでなく彼女の周りの人たちもまた素晴らしい。
ジャンボのあさぎへの恋心は、みんなに弱みを握られるという結果になってしまった。
(その願いが成就するかどうかに関わらず)
そしてよつばの架空の友人や敵(ダンボーと大きな目の怪人)までもが私達を楽しませてくれる。
描写スタイルはシンプルだがあずまんが大王程ではない。
これは牧歌的な都市生活を描写したこの漫画を読むために重要でもある
あえて欠点を挙げるとするなら、ADVから次の巻がいつ出るのか分からないことだが、それはおそらく私が『よつばと!』の全てを気に入っているからだろう。
こちらも大絶賛です。
子供のころの気持ちを思い出させてくれる、という感覚はどこでも同じみたいですね。あずまきよひこの描画の確かさはこちらでも好評です。(画集でないかな…)
よつばと!に関しては読者のレビューもあるので、いつかそちらも訳してみたいですね。
管理人雑記:
amazon.comを見てみると英語版よつばと!には表紙が2種類あるみたいです。