『四畳半神話大系』7、8、9、10話の海外の反応




四畳半神話大系の海外の反応、前回からの続きです。
■第7話『サークル「ヒーローショー同好会」』:引用元
●カナダ:男性
今回のは前回の話のマイナーバリエーションだな。少しも面白くなかったし、どのキャラクターにも新しい展開は無かった。
問題はナレーター(主人公)以外のキャラクターの掘り下げが毎週少しずつしかされていないことだな。
来週は多分景子さんの正体が分かるんだろうけど、今週ほど無味乾燥じゃなくて予測不可能であることを願ってるよ。
●女性
あのドールは気持ち悪かったわ。
●ニューヨーク:男性
ワオ…
今回のエピソードは…しんじられないくらい混沌としてるな…
●男性
これは奇妙なエピソードだ(笑)
今週も明石さんがたくさん出てきた。
あの占い師は今週はもう出ないだろう、と思い始めてたときにいきなり現れたな。
来週は今週の話のリテイクで、景子が出てくるだろう。小津が何らかの方法で関わっていることは確信しているよ。
●アメリカ:男性
ウググ…お願いだから香織を出さないでくれ(ガクブル)
●不明
これは2次元コンプレックスの頂点(あるいは底辺)への昇華なんだよ。
”わたし”が物事を正しく見えるようになることを期待してるけど、それは少なくとも9話以降になりそうだ。見続けることにしよう。
それはそれとして、小津が人間であると明らかにされたのは素晴らしいことだと思ってる。
自分は以前からそうだと言っていたんだ!
それから、彼がこのエピソードの重要な点を”わたし”に言ったのにも満足してるよ。
とにかく、彼の本質に関わらず彼は”わたし”の友人なんだよ。
●ワシントン、アメリカ
次のエピソードが今回と同じ展開で残りの女性が出てくると仮定するなら、景子についてもう少し知りたいな。
我々を驚かせてくれることを期待するよ。
思うに、俺は香織を見るのを楽しんだただ一人の人間かもしれないな。ハハ。
でも、もちろん自分もこのエピソードは本当に活気が無かったと思ってる。
次のエピソードが良くなることを期待してるし、”3人のうちの誰かを選ぶ”編が終わったあと、物語りが何処に進むのか楽しみにしているよ。
●テキサス、アメリカ:男性
香織と一緒にいるのは間違いだろ(笑)
俺としては幾つか面白い部分があったな。次のエピソードも同じような感じになるだろうけど、景子が出てくるんだろうな。
●女性
個人的には前回とは違う展開で少し面白かったけど、色んなことが私たちの常識と違っていたわね…”女性”とか(笑)
次回は遂に景子の正体が明らかにされるのね!興奮するわ!
●不明
香織の声が”わたし”だって気づいたかい?これは本当にインテリジェンスなアニメであり、まさに湯浅だ。
■第8話『読書サークル「SEA」』:引用元
●ニューヨーク:男性
イェー、小津だったか!(完全にではないけど)
6000円+割り増し2000円、いいね。
「小津君は親からたくさんお小遣いを貰ってるらしいの」
「余計腹が立ってきた。」(笑)
●ボストン付近、アメリカ:女性
私は主人公と明石さんの関係が好きだし、繰り返しの展開も面白いけど、小津の掘り下げ不足には本当に苛々するわ。
彼の描かれていない背景については幾つもヒントがあったけど、一番重要な点は彼がやっていた芝居は第1話のラストの部分だったということよね。そして、それ以来彼は作り笑いをしながら何かを企みつつ主人公にちょっかいを出している。
私は彼に関して何か簡単でいいから描写がほしいのよ。もうっ。
他の誰かの描写がもっとあったらこれほど彼に気を取られることも無かったんだけど、短い時間でさっさと終わってしまったから何の足しにもならなかったし。
飽き飽きしたユーモアだけがこのアニメの支えね。
●台湾?:女性
彼は明石さんとは関係の無い3人が好きなのね。最近のエピソードでは。時間が巻き戻っても関連付けられるのかしら?
読書クラブが海?
景子の声って大原さやか?OK、景子が実在してなくて最初は小津が彼女を演じていたんだけど、明石さんが続けていたって訳ね。
●男性
グッドエピソード、ここ3話では一番良かった。
自分は景子は小津だと予想していたけど、それでも”わたし”が小津を見つけたときは素晴らしかったね。
それから6000円割り増し2000円には笑ったよ。
●カナダ:男性
さて、主人公は農学の学生だったわけだ。きっと彼はつぶらな瞳の子牛のいる農場に戻ったら付き合いやすい奴なんだろうな…
●アメリカ:男性
この章の結果にはかなり満足してるよ。俺はこういう絡み合った小説のファンなんだ。
俺は彼女が黒髪の髪の女性じゃないって事は分かっていたけど、小津だったとは思いもしなかったよ。
でも、あそこで明石さんを見たときに彼女だったんだと閃いたよ。
このエピソードではドールを愛してなくて嬉しいよ^^
●ポルトガル:男性
俺はこのアニメが本当に好きなんだけどあまりにも上下しすぎるんだよな。今回のエピソードは完璧なタイミングの終わり方だったよ。
●パリ、フランス:男性
この奇妙な章は素晴らしい終わり方をしたし、明石さんはいいキャラになったよ。
主人公はひたすら大失敗を繰り返しているな。
●ブルガリア:女性
このアニメがますます好きになったわ。小津が景子だなんて予想してなかった(実際違ったけど)けど、”わたし”が気づいたときの…あの表情…あの瞬間…今までで一番最高のシーンだったわ!!!
もう小津大好き!
●不明
(スタッフが)明石を無視していたわけじゃなかったのは嬉しいよ。
●女性
景子が小津だったと判っちゃたのね~驚きはしなかったけど明石さんも関わっていたのは良かったわ~
少なくとも彼女達の事が描かれていたわけだし~
もちぐまんの事はほとんど忘れていたわ~~
●ウランバートル、モンゴル:男性
次回はかなり小津メインの回になるようだし、たぶん明石さんもかなり出る?
”わたし”は小津を完全に避けるか、彼を見つけようとするだろうな。
●クロークシティ、アイルランド:女性
小津は時間の支配者…これが全てよ!
■第9話『秘密機関「福猫飯店」』:引用元
●女性
今回のエピソードでは小津について興味深い示唆があったわね…このエピソードのラストでは時間の巻き戻しが無くて、ただ”わたし”の周りの壁が閉じられていったわ。
さて、製作者は”わたし”がどんな人間なのか満足できるようにいくつかの長所を見せてくれたし、彼の人生が上手くいくか落ちるのか、今が重要なときね。
●ニューヨーク:男性
↑同意。全く最高のアニメだ。過小評価されてるよな。
このエピソードは今までの8話から少しずつ色んなものを持ってきているみたいだ(ジョニーがいなかったのが悲しかった)。
自転車クラブ、羽貫さん、花火が再び(今回は”わたし”がしてやられたのが面白かった)。
カルトの飛行船、それに占い師の価格は中古のゲームキューブ並だ。
絶対に今までのエピソードを見てきたファンに対する御褒美となるエピソードの1つだよ。
残念ながら、”わたし”は自分自身を窮地に追い込んでしまったようだ。明石さんについても。
彼が彼女を手に入れるのは運命のようなものなのに愚かなことだ(モチグマンはいつも彼に付いていっているのに)。
それから樋口が”わたし”に言っていた「みんな欲しいものを手に入れるが、それは欲しがっていたものではないのだよ」という言葉が興味深かったな。特に「バラ色のキャンパスライフなど存在せんのだ。」という所が。
●ボストン、マサチューセッツ州、アメリカ:男性
今までの8話から色んなものを少しずつ取り出して混ぜた話だったな。
基本的には”わたし”が人生に満足していない、とまとまっていたようだ。
残りの2話で確実に理解させて欲しいね。
●男性
混ざり合ったエピソードだった。
それから、最後で時間が巻き戻らなかったな。
●不明
このエピソードは本当に気に入ったよ!本筋に関しての説明がかなりあったよ。メインとなるテーマは師匠のスピーチではっきりしたし、物語もより理解できたし、エピソードの羅列から本当のストーリーになっていったよ。
●不明
個人的な見解として、今まで起きた出来事全てが同一の時間軸で起きていたことなのかも。
ただ1つ違っているのが”わたし”の身の上に起きた出来事(及び立場の違う”わたし”に起こったことも)だ。
明石さんはいつもサイクリングクラブと映画クラブに所属していて、2年目にバードマンクラブと弟子に変更している。
小津はいつも1年目のテニスサークルで小日向さんに出会い、彼女に近づくために秘密機関に加入するし(ほんわかはその支部の1つだ)、彼はいつも花火でもってテニスサークルに復讐している(おそらく秘密機関の活動の一環としてでもある)。
小津はいつも師匠に対して忠誠心を持っているようにも見える。
樋口はいつも貸し出し期限の過ぎた『海底二万里』を読んでいて、代理代理戦争が終わったら旅行に出ようと思っている。
小津と樋口はいつでも相島が明石さんの気を惹くために城ヶ崎を陥れようと仕込んだ隠しカメラの映像で城ヶ崎の秘密の私生活を映画にしているが、結局そのフィルムは代理代理戦争の武器として小津に使われている。
羽貫さんはいつもボーイフレンドである樋口が代理代理戦争が終わったあと度に出るつもりだと聞かされたあと、城ヶ崎と飲みに出かけてヤケ酒をあおり、小津の家で介抱されている。
小津はいつも五山の夜にほんわかの本部に忍び込み、小日向さんと五山全てを一度に見るために飛行船を盗み出し、いつも相島によって落とされて第1話の橋まで追いかけられ、怒り狂った相島と城ヶ崎(おそらく香織さんを盗み出したためと思われる)が彼を捕まえようとしている。
それぞれの話のこれらの部分は(それと自分の忘れている他の大部分も)基本的に変わっていない…”わたし”は時々ついていくか、登場人物の一人と入れ替えられるだけなのだろう(明石さんの代わりに樋口の後継者だったり、小津の変わりに秘密機関のリーダーだったり…等等…)
●フィンランド:男性
このシリーズの更に素晴らしいエピソードだったな。タタミ・ギャラクシーは全くファンタジックだよ。それ以外の要素なんて無いね。
さて、巻き戻しは遂に終わったようだ。きっと”わたし”はhikikomoriになるんだろうな。
●不明
こんなエピソードが見られるなんて、今日はいい日になったよ。実際のところ自分にとって今日は全く(あれな言い方をするなら)糞な日だったんで、そんな風に思うのは難しかったんだけどね。
哲学、情熱、悲劇、”わたし”の自閉性、全てが創造性に貢献していた、全てがだ。
>個人的な見解として、今まで起きた出来事全てが同一の時間軸で起きていたことなのかも。
>ただ1つ違っているのが”わたし”の身の上に起きた出来事(及び立場の違う”わたし”に起こったことも)だ。
全てが1つの時間軸で起きていて、”わたし”の役割と他のものも変わっていたよ!
これは素晴らしいよね。この第9話が他のエピソード全てをまとめるように思えたけど、6~8話は少し外れているかもしれない。エピソードの大部分は最初の5話に集中しているように見えたよ。
●男性
まったく最高だ。
●女性
これも素晴らしいエピソードだったわ。色んなことが始まりだして物語が進んでいったのが嬉しいわ。
次週が待ちきれないわ~~
●男性
タタミ・ギャラクシーは俺の好みにぴったりの凄くユニークなアニメだよ。でも、判らないこともあるから、何が起きたのかわかるのが待ちきれないよ。
●男性
このエピソードは素晴らしかった。終わるよりもましだけど、残りの話を待ちきれないよ。
■第10話『四畳半主義者』:引用元
●カナダ:男性
ワオ!(驚きのあまり顎が床に落っこちちゃったよ)
芸術系の映画みたいだ。
更に解決していない物事が集まってきたな。
どうやって終わらせるんだ?
●女性
最高のエピソード。ほとんど全てのものが説明されたし、最終話が待ちきれない。
部屋の色が変わっていくOPが、今では理解できるわ。
このエピソードの実写との合成は本当に気に入ったわ。他のエピソードでも使われていたけど、今回ほどは合っていなかったわね(少なくとも私は気づかなかった)。
●ニューヨーク:男性
(まず最初に、こいつはランクを上げる必要があるな)
そして、なんてこった。これこそが俺達の好きな湯浅だよ。今までの話はそれほど湯浅的ではなかったけど、今回はまさに芸術だ。
アニメに実写を組み込むのはいつだって好きだったし、これも例外では無かったよ。
確実に今まで見てきた中で最高の1つだよ。
そして、全てが土壇場に来ているな。(FUNimationによるタイトル変更で理解できるかな?)(管理人注:英題は"The 4.5 Tatami Ideologue")
”わたし”は無限に続く四畳半で満たされない生活を送っているという事実がある。
今までのエピソードが全てここに集まってきたよ(明石さんを除いて。彼らは前回彼女を救っているのに奇妙なことだ)
小津がどんなパラレルワールドでも”わたし”に付きまとっているのは驚くべきことだな。
今まで混乱させられてきた未来の”わたし”についても、遂に説明がされたし。
2010年春のベストアニメ決定だ。もっと好かれる必要があるよ。
●マンチェスター、イングランド:男性
第5話でもう一人の”わたし”とは出会っていないような気がする(実際無限にあるわけだし)自分はこの連続にはちょっと誤りがあるように思う。
第5話で壁から出てきた髭がある”わたし”はバックパックを背負っていたけど、今回のは背負っていなかったんだ。
●ロンドン、イングランド:女性
良い点ね。それがわからなかったのよ…
とにかく、全てのものが最終的に集まってくるのを見るのは単純に刺激的ね。
このエピソードは私の今までの10週間が圧縮されていたような気がするわ。まさにエンディングのクレジットの最後の一コマの様にね。
●カナダ:男性
>第5話で壁から出てきた髭がある”わたし”はバックパックを背負っていたけど、今回のは背負っていなかったんだ。
これは単純に間違いな気がするけど、別の”わたし”が平行世界を旅している可能性もあるんだよな。
これまでの全てがどう畳まれていくのか、見るのが楽しみだよ。
●不明
今回のことはもっと書きたいけど、まずは学校にいかなきゃ。
今回は”わたし”が底にいると認識した話だと思う。これはは凄く重くて暗示的なエピソードだけど、底にいると判った人間だけが戻ることが出来るんだ。
●ボストン、マサチューセッツ州、男性
ワオ、あのひげもじゃは以前出てきたあいつか!これほど上手くまとめてくれるなんて信じられないよ。次回は爆発しちゃいそうだな。
●男性
オゥ、ワオ。このエピソードときたら、ムムム、くそっ、奇妙なことにみんなこうなると予想していたけど、まさかここまでパワフルな方法で描写されるとはちょっと予想できなかったな。
何でか判らないけど、今回のエピソードは全体的に不安になったよ。
俺は他の誰かが出てくると予想してたんだ…それが小津だったら椅子から転げ落ちていただろうね。
物語に限ってはほとんど全て理解できたけど、メッセージに関してはまだ完全ではないように思える。でもそれはまだ楽しみがあるって事だよな。
明石さんは出てこなかったけど、救世主になるのかな?
●男性
こいつは驚きだ。本当にこの素晴らしいアニメには終わって欲しくないよ。
追記:今のところこのアニメに得点した10人が全て5点満点をつけているのが気に入ったよ。
多分、ずっと見るのをやめなかった人たちだな。
●マケドニア:男性
くそ、このアニメは素晴らしいな!
俺はきっと近いうちにこのアニメを見直すと思う。今までそんなことをしたアニメは無かったんだ。
●不明
このエピソードは気が滅入って、悲しく、物思いにふけって痛ましかった。
でも、これもまたいつだって料金以上に面白いものを作る湯浅による物語の1つだったよ。
●不明
このアニメが好きだけど、これが終わるのが嬉しいよ(最終回を予想することも)。
このアニメが嫌いって訳じゃなくて、長く続けて駄目になるのを見たくないんだ。
湯浅政明は凄く上手に時間を調節したと思うよ。
全てのエピソードが素晴らしかった。
●ニューヨーク:男性
↑同じく
●不明
これ、好きだよ!なんでこういうアニメが他に無いんだろう?
>(まず最初に、こいつはランクを上げる必要があるな)
>2010年春のベストアニメ決定だ。もっと好かれる必要があるよ。
俺の得点を見てくれ、これに8点をつけてたなんて信じられるかい?とにかく、直しておかなきゃ。
>>このアニメが好きだけど、これが終わるのが嬉しいよ(最終回を予想することも)。
>>このアニメが嫌いって訳じゃなくて、長く続けて駄目になるのを見たくないんだ。x
>↑同じく
↑同じく!
不思議なことに、このアニメは凄く好きなんだけど長く続いて欲しいとは思えないんだ。
この長さのアニメはとにかく良い物である傾向があるね。
自分は毎週ここのコメントを読んでるわけじゃないから、本編の内容について議論していたとしてもその中身は知らないと断っておくよ。
最初のエピソードで起こったことの1つである、明石さんが”わたし”か小津のどちらかを選ぶというのはたくさんある出来事の1つか、それとももっと大きな話の一部のどちらなんだろう?
師匠は本当に神だったのか、そうじゃないのか?師匠は全てのものを作り出した一人なの?
そして小津。彼は”わたし”を酷い目にあわせながら本当のところは奇妙な方法で彼を助けようとしていたのだろうか?(彼は普通の人間じゃなくて平行世界を超えて存在するものだと思ってる)
DVDが出るのが待ちきれないよ。バイオレンス・ジャックをどければ自分のコレクションはこれでもっと上等になるよ!
●マンチェスター、UK:女性
最高級、ただ最高級。色使いが素晴らしかったし、私は特に実写を取り込む手法が好きなのよ。
このエピソードは浅沼晋太郎の実力が遺憾なく発揮されていたわね。
今回の彼は絶対的に素晴らしかったわ。
8話くらいから評価が上がってきていました。
10話は良く考えたらわたししか出てきていないのに、えらい評判です。
実写取り込みって日本ではそれほど好まれていないけど、海外では好きな人がそこそこいるみたいですね。
5話に出てきた髭面のわたしがバックパックを背負っていたというのは気づかなかった…
こうやって感想を見てみると最終回で評価がうなぎ上りではなくて、その前から盛り上がっていた様子が伺えます。
10話は物語で言えば谷も谷、最終回の盛り上がりに向けてどん底まで落とした内容なのですが、それで評判が良いというのはすばらしいですね。
海外でもDVDやブルーレイは販売されるのでしょうか?