「イギリス人フードジャーナリスト、日本を食べ歩く」『英国一家、日本を食べる(原題”Sushi and Beyond”)』、イギリスAmazonでのレビュー

寿司&ビヨンド


パリの有名料理学校、ル・コルドン・ブルーで学び、ミシュランの三ツ星レストラン、ジョエル・ロブションの”ラテリエ”で研修を受けたこともあるイギリス人フードジャーナリスト、マイケル・ブースが妻と2人の息子と共に訪れ、食べ歩いた日本を綴った旅行記兼フードジャーナル『英国一家、日本を食べる』(原題『Sushi and Beyond: What the Japanese Know About Cooking』)のイギリスAmazonでのレビューです。

引用元:amazon.co.uk


★★★★★ - 日本料理を様々な角度から紹介してくれている(イギリス)

関東から関西、北海道から沖縄、酒から醤油まで、『Sushi and Beyond』はとある男とその家族が天才的な料理の発信源である日本を冒険する様子を追っている。
この本は料理旅行記であって、それが普通の文化/料理本と違っているのが良いね。
マイケル・ブースは料理に対して良い資質を持っているだけでなく、ウィットに富んだ文筆スタイルと外人特有の大胆さも持ち合わせているようで、その両方が彼の物語を魅力的で面白いものにしているね。
上で挙げたもの以外にも、海藻、魚市場、化学調味料、野菜、牛肉、ワサビ、郷土料理などについても書かれているよ。
それだけじゃなく、彼は日本で最も秘密となっているレストランにも訪れている。
彼は日本で有名な料理人や保護的な農家、芸能人にインタビューもしているんだ。
全ての物語が料理への情熱と、人気が失われつつある日本の伝統料理への悲しみを交えて書かれている。
よく成された調査をベースにユーモアをちりばめ、マイケル・ブースは両方の点で読者を駆り立ててくれているよ。
食欲も。



★★★★☆ - Sushi and Beyond(イギリス)

『Sushi and Beyond』は1人の男性の日本食べ歩き旅行記だ。
マイケル・ブースと彼の家族は3か月間を日本で過ごして現地の料理を体験し、彼らの眼を通して見た彼の国の食材から日本食と日本の魅力的な文化の両方について深い洞察を与えてくれているね。
マイケル・ブースは訪れたハイクラスのレストランや路上の屋台を同じ目線から見て、様々な食材が(味噌、酒、豆腐、醤油など様々なもの)料理の中で最大限に活用されている様子を見せてくれている。
日本食の健康効果はかなり信じられているけど、様々な料理が健康効果を持っているのは本当に驚くばかりだ。
これは素晴らしいユーモアも持ち合わせていて、彼の息子の描写が別の側面も与えており、ある意味落ち着いた本と言えるかもしれない。
ある部分は旅行記であり(日本人の優しさに触れた部分や相撲部屋や地方を訪れた部分など)、ある部分は料理記であり、その2つの側面が完璧に組み合わさって魅力的な本を作り上げているんだ。
彼が言及した場所に行った事はないから、そこでの暮らしが本当の事なのかどうなのかは分からないけど、とある男性の日本での体験は興味深く、楽しい読み物だったよ。



★★★★☆ - 珍しくて異国的(ロンドン、イングランド、イギリス)

これはマイケル・ブースと彼の奥さん、2人の息子の日本旅行記であり、有益かつ興味深い料理紀行となっているね。
彼が説明する日本食の裏に隠された哲学や背景は日本の文化に対して興味深い考察を与えてくれているよ。
日本に行く前に読む本として良いものだよ!
彼は異国の珍しい食べ物に挑戦していると告白しており、これは日本人が普段食べているものについてバランスの取れた視点を持ってはいないけど、作者は料理人のトレーニングを受けたという背景を持っており、様々な材料や技術が使われている日本食に対する彼の感謝の気持ちを伝えてくれている。
本の中で描かれた作者の2人の息子の日本旅行、日本で金髪のヨーロッパ人として扱われた様子は、この凄く読みやすい本に陽気な楽しさを付け加えてくれているよ。
日本に興味のある人にとって読む価値のある本だと思うね。



★★★★☆ - 活き活きと書かれているけど、エンディングはもっとよく出来たと思う(ロンドン、イングランド、イギリス)

マイケル・ブースは筆の滑らかなライターであり、この本は彼と彼の家族が三か月間過ごした日本の楽しい旅行記となっている。
ただし、自分にとってこの本はちょっと締めに欠けていてハードコアな料理好きにとって料理の描写が不十分で、旅行記本を読みたい人にとってもちょっと物足りない物になっている気がするね。
どっちつかずになっている感じかな。
日本と日本料理は両方とも広大で複雑だ。
だから、彼がたった1回の旅行で着物の裾をちょっと持ち上げたようにしか見えないのも驚く事ではないだろうな。
彼は和牛牧場を訪問する部分は楽しかったが、彼が日本の牛肉に対して”これはアイスクリームじゃなくて動物なんだ”と却下する部分はちょっと奇妙に感じたな。
確かに霜降り牛肉は牛肉を食べている事を忘れそうになるくらい柔らかいけど、だったら多くのシェフがしているように、霜降りのグレードが低い牛肉を選べばいいわけで。
プロの現場で働いたことがあるだけあって、彼の料理に対する洞察は見事であり、神秘さに浮かれすぎていないのも良い。
例えばフグに関しては独特と言うには味が薄く、毒を持っているという事が価値を持たせているのではと見ていたり。
一方で旅行に対する観点が独特なようにも感じるね。
日本のタクシー運転手は全く凄く礼儀正しいが、目的地に向かう事に関して全く知らない事がある(景気低迷によりタクシードライバーは非専門の人に人気の職となっている)という彼のコメントは凄く奇妙に感じたな。
あるいは自分の日本での経験と全く違っていたのかも知れない。
ごく少数の限られた人しか行くことのできない会員限定の懐石料亭についての書き方が仰々しいのは少し残念だったかな。
価格は高いけど読者が実際行くことのできる京都の吉兆や未在と比べる事も出来たんじゃないだろうか?
最後に、各章はきちんと書かれている部分もあったけど、編集が必要なようにも感じたかな。
総括すると読む価値はあるけどもっとよく出来たんじゃ、という気がする。
しかし、彼の魅力は本の欠陥を補って余りあるね。



★★★★★ - 素晴らしく、楽しい読み物だった(コーンウォール、イギリス)

読み終わった時は茫然としたくらい。
凄く楽しくで、参考になって楽しく誠実だった。
作者と同じように2人の男の子を持つ身として尚の事琴線に触れたけど、どんな人にもお勧めするよ。
彼の次回作『Eat, Pray, Eat』にも凄く期待してる。



★★☆☆☆ - タイプミスの祭典

興味深く有益な読み物だったかもしれないけど、特に日本語について爆笑できるタイプミスや文法の誤りがあるから、ちょっと信憑性に欠けるかな。
末尾に書かれている編集者と日本語アドバイザーは恥じるべきだね…



★★☆☆☆ - 日本からは遠くないかな?(イングランド、イギリス)

楽しく読めたから誤解はしないでほしい。
もし、家族と料理調査の間で揺れ動き、日本で道に迷い、豆腐やラーメンに必死になり、神戸牛について説明しようと苦労する男の物語が読みたければ、この本だね。
それでも、多くの観光客が彼の地理的説明に茶々を入れたくなるだろうな。
東京郊外の住所の読み方等、おかしな間違いが幾つかあるね。
この本には真実と、時折見事に正反対となっている事が混在している。
日本のタクシードライバーは決して諦めない立派な人達だし、タクシーの運転手は地元の地理に明るくないと言う前に、ホテルで目的地の住所を聞くなりした方が良かっただろうな。
ひょっとしたら旅行ガイド本で日本のステレオタイプを植えつけられてしまったのかもしれないね。
札幌では何にでも蟹がついてくるとか。
もっとも、マイケル・ブースの料理知識については彼の主義もあるし事実と意見を取捨選択できないと自己申告しているように、自分にはチェックできない。
(彼は2章に亘って化学調味料と旨みに対する極端なプロパガンダを展開している。我々にとっては既に透明化されてアンバランスな意見は流され、前世紀後半には信頼を勝ち取っているんだが)
この本の素晴らしい点は彼の料理に対する情熱と知識だ。
とはいえ、出てくる料理はほとんどが例外的なものばかりで、話の中に出てくるものは一品ものの料理ばかりだ。
彼が日本で過ごした数週間のうちに彼が多大な努力をして収集した最高の料理人の深い話が含められているのも良い点だね。
しかし、幾つかはあまりに極端で身近ではないかな。
これはガイドブックとしては使えないね。
50~70%の食事体験は個人的に招待された超高級レストランの話だから。
(日本旅行は)彼の信念を覆すだけの時間が足りなかったというのもある。
一度見ただけで断じてしまった河豚については疑問の残る所だ。
これはチャーリーズ・ラングレイ・ウィルソンがBBC4でやっている素晴らしい料理を探す番組とは対照的だったな。
それとおでんについてもこき下ろしていた。
(彼の偏見に従うわけではないけど、おでんは美味であろうとなかろうと、いわゆる色んな具材を1つの鍋に入れた普通の料理だ)
お好み焼きを広めたいという知識の浅さもおかしいかな。
お好み焼きは自分で調理するリーズナブルな料理として西洋では既に広まっているから。
ロンドンのレスタースクウェアでは卵と野菜を混ぜて焼くアンチハイプライス料理の先陣として元日本の高校生や普通の食事じゃ満足しない人以外にも知られているよ。
経験からくる素晴らしい内容もあるけど、ほとんどが詰め込んだりした事で失われてしまっているかな。
料理の理論はよく書けているけど、基本的な知識の間違いと、流行の料理を許容するという彼の癖みたいのがあるね。
とは言え、今の彼は流行の料理を非難するようになっているみたいだけど。
日本の事を研究しようとすると、それぞれの情報ソースがそれぞれもっともらしい
理論を展開しているのはよくある事。
もっと掘り下げる必要があるだろうな。
この本は但し書きを付け加えたテレビ番組と同じくらいには良い本だと思う。
楽しくはあるけど、日本で食事をするためのガイドブックを探している人にはお勧めできないだろうね。
もし本当に日本に行きたいのなら、本当に試してみたいことをメモに書いておいて、彼が行間に匂わせている主張は無視する事だね。



★★★★★ - 凄く楽しく、参考になった(スコットランド、イギリス)

私はアマチュアの寿司シェフで(何度か作ったことがあるんだ!)、死ぬ前に一度は日本に行きたいと思っているんだ。
で、もっと日本料理を学ぼうとこの本を買ったわけ。
グルメによる旅行記は何度か読んだことがあるけど、マイケル・ブースの作品は読んだことが無かった。
これは嬉しい驚きだったよ!
マイケル・ブースはユーモラスで楽しい文体で料理を介して発見した日本を紹介してくれたんだ。
彼は日本の伝統、農業、膨大な数の日本の料理や飲み物の調理法、料理はどんな味がするのか、匂いや食べた時の感想を綴ってくれている。
目に見えるようで、まるでその場にいるような気になったよ!
加えて、日本そのものについても学ぶことが出来た。
国、人々、彼らの生活を形づけている伝統についてをね。
彼は本当に好奇心旺盛だね。
彼は遊び好きだけれども横柄でなく、楽しいけれど参考になるよ。
ボーナスポイントである彼の妻と2人の子供の旅行記はこの本を損なわせる部分なんて全くない。
同じように似たような年齢の息子を持つ母親として、もの凄く共感できて笑えたな。

この本を楽しく読んで色々と学べたし、ますます日本に行きたくなったよ!
彼の仮想旅行に同行するために、マイケル・ブースの他の作品も買ってみるつもり!



★★★★★ - 本当に楽しく、参考になった(ロンドン、イングランド、イギリス)

もし日本の文化や料理に興味があるなら、この素晴らしい本を読んでみるべき。
本当に良く書けているし、楽しい部分や今まで知らなかったことを学べる魅力的な本だよ。
特に面白いのは彼が連れて行った家族の視点から見た日本だね。



★★★★★ - Sushi!(マンチェスター、イギリス)

これは絶対的に素晴らしい本だから、寿司好きにもそうでない人にもお勧めするよ。
土曜日に5分ほど読むかどうか考えてから買ったんだけど、2日で読み終わったよ、
本を置くことが出来なかったんだ。
この本はフードライターとその家族が日本中を食べ歩く旅行記なんだ。
日本食について深い洞察があるだけじゃなく、本当に本当に楽しい内容になってる。
この本で最も楽しい部分の1つは作者の2人の息子が日本食や日本そのものを紹介している所だね。






最近読み終わりましたが、とても面白い本でした。
イギリスのフードジャーナリストが北から南から日本を縦断しながら様々な食材・料理を体験し、その様子を時に率直に、時にイギリス特有のシニカルなユーモアを交えて紹介しています。
外国人による現代日本の旅行記はあまりないので、そういった点でも大変楽しい本です。
日本語版を刊行するにあたって幾つかカットした章もあるようで(和牛の紹介とか面白そうなのに)、いつか完訳版を出してほしいものです。


英国一家、日本を食べる
英国一家、日本を食べる

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フグ食って味が薄い?
じゃあソースカツ丼でも食ってろ

ほんと海外の反応のコメント欄は極端なことしか言えない奴が多いな。

日本語版は結構削除されてるみたいだね。おもしろかったけど。

日本人がおいしいと思ってる洋食も日本人にあった味付けしてるだけだしな
外人の素直な感想のほうが通ぶった感想よりも大事だと思うぞ
たとえそれが日本人にとっては不愉快でも

これ最近読んだよ
英国人一家というかほとんど旦那さん(マイケル)が食べまくってる旅行記だけど、面白かった
栄養学的観点からも日本の食材が紹介されていて食育にもいい
出汁の味とかわかるのかな?と思ったけど、ルコンド・ブルーや三ツ星レストランでの経験があるからか流石に舌が肥えてる
鯨も食べてたし(あまり美味しくなかったみたいだけど)
というか、コネがすごいw日本人でもなかなか行けないようなお店に連れて行ってもらってて羨ましい!

ちょっともやっとしたのはアイヌのくだりかな
アイヌ利権が今やアレな人権団体のくいものにされてる点がわかってないと、こういう反応になっちゃうよねーっていう…

フグはうま味が感じられないと厳しいから仕方ないね

読んだことないけど想像に難くない

この旅で、焼き鳥と枝豆は食べたの?食べたの?

インスタントラーメンに酢をかけて食べなければ、日本の味は判らんよ。

>ほんと海外の反応のコメント欄は極端なことしか言えない奴が多いな。

アマゾンのコメントって日本でもそんなものだと思うけど
大体薦めたいひとかか薦めたくない人が書くもので
どうでもよい感想ならわざわざ書き込む必要もないし

日本語版のアマゾン書評から

>普通の日本人ではいけない場所にアクセスできるのは、
>著者個人や友人とやらの伝手ではなくコーディネーターの力量で
>あることは著者も隠していないが、
>それ以外にも著者のバイアス(たとえば、アイヌに関するくだり)を
>増幅させている”日本の友達”の助言があるようにも感じられる。

まあしかし、フグの旨さわからない奴は下に見てるのは事実だ。(逆に言えば外国人には気づかれたくないものではある)

ふぐに旨味が大量に含まれてるなんて初めて聞いたわ
ふぐの味が淡白というのは否定のしようがない事実
刺身で食べるときはあっさりと歯ごたえを楽しむだろうし
なべで食べるときは出汁などで旨味を補って食べる

オレの方が日本通だと言いたいようなコメントがあって、
ちょっと笑った!なんか気持ちわかる〜。
日本の食に、海外の人がこんなに興味持ってくれる時代が来たなんて。
昭和の時代なら絶対考えられなかった。

ふぐというのは、
あさつき、紅葉下ろし、ポン酢を合わせると奇跡的な美味しさになるんだよ。
淡泊だから美味しくないという西洋人味覚は分からんでも無いが、
しかし料理人なら話は別、洋の東西関わらずかなり貧相な舌だわな。

イヤイヤ本文の事言ってるんじゃなくてここのコメント欄の事言ってるんでしょ?

ここ最近、海外反応系のコメント欄は本当に酷い。

※15はよく分かってる。その通り。それ自体では淡白過ぎるが、ポン酢にもみじおろしとか旨すぎてもうね。

ふぐは味が薄く感じられるというのも仕方ないだろ。
普段魚、それも生魚刺身を食べている日本人でさえ薄味に思うのだから
海外の人が薄いと感じるのも当たり前。

それぞれの国でそれぞれの味覚が発達しているのだから。

あと、アイヌの件については、いつものクズ国家、まあチョンなんですが、
本当にいい加減に日本から消えて欲しい。チョンはマジで害虫。

この本のアイヌのくだり、したり顔で日本に対する提言がなされており、不快に感じた。

くびを傾げたい一方的な視点からの強い主張を、そのまま感情的に代弁していた。
詳しく調べもせずに、よくも書いたものだとあきれた。
あれを書かせたのは日本人だろうか。日本人である純粋のアイヌだろうか。
かなり不思議に思う。

ともあれ、この著者、著作を通してこれが世界に発信された。



この本は面白いよね。外人さんも、こういった日本の知られざる部分を世界に広めるまでになったか…と思った。
まぁ、でも、この人は良く頑張っている方だけど、日本に住んでいる者(外人含む)からすれば、さわり程度だろうけどねー。

なにも付けずに豆腐だけ食べて淡泊だから不味いと言ったら笑われる。
スープなしのラーメンのゆで麺だけ食べて味がないと言ったら基地外扱い。
フグも同じ。

※14
> 日本の食に、海外の人がこんなに興味持ってくれる時代が来たなんて。
> 昭和の時代なら絶対考えられなかった。

いや全く。
「生魚を食べるなんて不衛生な!」とか言われまくってたもんな。
「大人が漫画やアニメをみるなんて幼稚な国民!」ってのもあった。
いまやどちらも世界的文化に…

これ読んだけどエッセイみたいで一日で読める
日本人的には途中でSMAPが出てきたり辻や服部など料理分野の有名人が出てくるから面白いと思う

何より子供たちが可愛い

所詮は糞不味いフィッシュ&チップスの国から来た人間の考察だろ

化学調味料で舌がやられている人には
日本料理は味が無いように感じるだろうね。

>フグに関しては独特と言うには味が薄く、毒を持っているという事が価値を持たせているのではと見ていたり。

毒云々は江戸時代「鉄砲」と呼ばれて
運試しや度胸試しのネタにされていたのも事実だしな
でも、どんなにお上が禁じても食べられ続けられていたのも事実
味や食感などが好まれていたからだし
毒を取って食べるのに免許制にしてまでとは…
やっぱおいしいからとは思わなかったのかな

魯山人によれば、フグのうまさは匂いがないこと、味が純粋であること。スッポンはいい線いってるが、風味がある(もちろんおいしい風味のことだが)ところがフグに劣るそうだ。

フグは味薄いっていうか淡白なのは同意、2キロくらいのフグはうまくもなんともない
名前だけありがたがってるんじゃないのって筆者の意見に同意
ただ8キロの大物のフグになると味は化ける まさに至高の味
個人的には真アラのほうが好きだなぁ 

この作者は、辻さんの「英国から帰ってきて味覚が戻るのに10年かかった」の中に含まれてる皮肉に気づいているのだろうか?www

俺もこの本読んだけどぁ普通に楽しい家族旅行記って感じだなぁ
変なところもあるし、外国人特有のジョークで多少イラッてのや、
上にもあるようなアイヌのこととか浅い理解での発言にムッてのもあるけど、
なんかああいう軽口は英国人特有な感じするね。
そういう欠点もあるけど、まぁたのしめる。

服部料理学校開催のコンテストで服部幸應氏が参加者全員、日本料理の基礎がなってない
と怒ったというエピソードはちょっとおもしろかった。

※16
翻訳元の英語コメントも随分ひどいの多いぞw
管理人や翻訳する人が比較的ぬるく書いているが、中には
人種差別的なコメントや多少の偏見もあるからなw

それは日本人だけが特別酷いってレベルじゃなく、ネットやっている奴の民度次第

死ぬ危険を犯してまで食いたいのは
フグの身ではなくて肝なわけで
まぁ危険を負いたくないやつはカワハギの肝でも食えばいい
アレも相当美味いから

不味い河豚食ったか、まだ白身魚の刺身の美味さに開眼してないんだろう
平目、鱈の昆布締め辺りの判りやすいので馴染んだあと、美味い河豚を食うとびっくりすると思う
美味い河豚刺しはほんと美味い。歯ごたえ、淡白かと思うと舌に残って美味い
コースで食べれば、から揚げや白子やヒレ酒や雑炊まで美味い

まぁ、判らなくてもいいと思うよ。河豚まで外国でガンガン食べられだして、値上がりしたら困る

すごいなぁこのコメント欄は。こんなにふぐ食べたことある人ばっかりなのか。
普通の日本人は一度も食べる機会無いもんだと思ってた。

天然ものはともかく、チェーン店があるくらいなのに食べたことがないってのは少ないだろ。

銀座の高級フグ屋で食べても「この値段出すならハマチでいいや」って思ったもんな。神戸牛とかは高くても食べたいんだが。まあでもフグ専門店が高価格でもやってけてるってことは評価する人も多いんだろう。味覚は人それぞれだね。

アマチュアの寿司シェフってなんなんだろう?自分で握りを作って食べてるって事かな?ちょっと気になった。

>>34
東日本の人間?
西日本(近畿、瀬戸内沿岸あたり、九州はよくしらん)だと普通に食べるよ

関東っす。
高級店にいかないとまともに食えないもんだと思ってるなぁ
(自分が一般的な関東の人なのかはわからん)

※34
てっさくらいなら京都のスーパーでも普通にあったけど?

ヨーロッパ軒のソースカツ丼を食べてほしいな。

ふぐの味が分かるやつなんか日本人でもほとんどいるかよw
蛋白なんじゃなくて、あれは脂肪分が殆ど無いから旨味成分そのものなんだ
それを感じる舌は、よほど鍛えてないと、もしくは天性のものがないとわからない
これは感情や思い込みじゃなくて、生理学的に分からないってこと
だから、通常、子供の頃から食べつけてない人間は
ただ名前のありがたみで美味いと言ってるにすぎない

遅くなったが、三つ星レストランのシェフの名前は、
ジェロル・ロブションじゃなくて「ジョエル・ロブション(Joël Robuchon)」ね。

下の子、幼児が日本は何もかもが匂うというのは興味深かったな。結構、指摘されてるよね。著者は感じなかったようだが。

あと雑多な新宿を体験してるとこは笑った。

あと京都でオネェ系青年につきまとわれるとことかも笑った。
フグ論争に関してだが、北海道に行っていくつかカニを食ってそんな美味く感じなかったって人だからね。彼。
ただし北海道を去ってから記憶の中で美味かったと思い出し、もっと食いたいと後悔してるという。

ふぐは珍味やろ

>>28
感覚的には、同意。
ただ、2キロクラスでも天然物だと十分美味しいと思うよ。
(一般的な店の水槽で泳いでいるのは、養殖ものの800~1.500g程度の物)
8キロのフグは、食した事がないですが、天然物の2.5キロクラスからでも
別物になって同じフグとは、思えないです。
真アラも美味しいですが、クエの方が、好きですね。
けど、8キロのフグって、安いお店でも20万ぐらいはしそうですね。

>ただ名前のありがたみで美味いと言ってるにすぎない

>蛋白なんじゃなくて、あれは脂肪分が殆ど無いから旨味成分そのものなんだ

なにいってんだこのアホwww
旨み成分をなんだとおもってるんだ?w

34
さすがにそれはないだろう
漁師町や水揚げの関係で海産物たべてそだったやつだって
日本には大量にいるわけだし

※5
まぁいきなり外からきたネイティブアメリカンと
普通に先住民としての争いでたまたまあの時期あのとちにいたアイヌを
同列に語ってるんだろうね(おいだされた農耕民族ひとたちは東北とかにいってるよね)
基本自分たちの歴史の経験をスタンダードに考えるのは仕方ないのだろうけど

※2
いいじゃん
そういうイギリス人の発言はありがたがってるんだろ?w

ふぐは白身魚なのに旨味で覆い尽くされてるのがすごいのであって、探せば世界のどこかにおなじぐらい旨味の詰まった白身魚があるかもしれないね。
あさつきとポン酢醤油の組み合わせがすばらしいのはおそらく誰も否定しないだろうけど、よく言われてる切り身数枚を口に放り込むお大尽さでは馴れてない外国人には美味しさが分からないかもしれない。
水や辛口の日本酒で口を雪いでから、何も付けずただの1枚を口に入れて、淡い味の奥に隠れている旨味と噛み応えという食感を楽しむことができれば、欧米の人にもふぐの美味しさを発見できると思うよ。

まあ「ジェントルで食通な」エゲレスさんだしね・・・
とりあえずイカ各種(スルメ・水・甲etc…)の食べ比べして
その味の違いが判ってから書き直せ、と。

個人的には肉じゃが食べてその歴史に思いを馳せてくれたら
面白かったのになぁと思いました。

日本は魚に対して舌が肥えきってる人が多いってことだろうね
慣れの問題だろう

逆に、日本じゃ5000円と10万円の赤ワイン飲ませてみても
「10マンのワインなんて言っても苦いだけでちっとも美味しくないし。単なるブランド信仰じゃね?」
と感じる人が多いんじゃないかな

この人が食べた感想を率直に書いているのがこの本の売りなんであって、なんで俺らに合わせた意見が書かれてないからって叩くのか。
そりゃ食べ慣れてる物やうまいと思っているのを文句言われたら嫌なのわわかるけど、じゃあ逆にイギリス料理を食べて、全ての料理にイギリス人が納得するようなこと言えるのかと。
まずいまずいと評判のイギリス料理でも、あっちの人にはやっぱり色々と思い入れや味の感じ方が違うのだろうし。

最近なんでもかんでも日本のものを認めないとやたらと攻撃的になる人が多いように思う。

ふぐ美味い!!!って主張してる人だって自分の金で食ってるのかね?
そしてそれをやすいと思えるぐらい満足できる味なのかい
とても俺はその価値あると思えないよ
ランチタイムの激安で食ったぐらいだがとても夜の値段の価値があると思えなかった
他に旨い季節の魚しってるとそっちの安くて美味い魚を選ぶ

何処だったか良く覚えて無いが、確か北陸地方だったかな?
その地方では、河豚の卵巣を味噌漬けだったか、粕漬けにし、無毒化して食べて要るらしい。

俺も一回は試してみたい。

アマゾンの評価見たら、日本語版はひどいみたいだな

こういうのがいいね
最近の海外の反応は捏造してんだかアフィブログなのか分からないのが多過ぎ、出典元も出さないリテラシーの低さ

ふぐはふぐ刺しより唐揚げにした方が美味いと思う。

フグを美味しく感じるかどうかは普段何を食べてるかによると思う
味の濃い物食べてると素材の味とかどうでも良くなってくる

今度読んでみようかな
ハレの日とケの日の食事や山は山の食事、海は海の、地域差とか楽しんだかしらん
神事の食事とかも取ってるのかねえ

あの、細かいこと言っちゃってすみません。

ル・コルドン・ブルー(le cordon bleu)だと思います。料理学校の名前・・・

No title

自分も関東の内陸だからなのか食ったことない、ふぐ料理店も見たことない
最近県内で温泉ふぐっていうのを養殖して売り出してるけど
高くてとても手が出ない
みんなの評価を見ると、マツタケ的なポジションなのかな

※5
ちょwマジかよw
誰か教えてやれば良いのになぁ。
移民が英国の少数民族の名を借りて人権屋やるようなもんだって。

英国人って生物学者のウォレスとか、調べ歩く学者が多いと思う。

ふぐやおでんの味を評価していない時点でこの人の舌はうま味を正しく認識できないことが分かる
いわゆる典型的な欧米人の舌
このレビューを見てこの人の本を読みたいとは思わないな

メシ食いに行きたいのに子供が猫カフェに居座ってしまう下りでほっこりした

何年も前の忘年会でフグのコースを食べた。
貧乏会社員の会費制だから、底辺の店だった。
初めて食べたフグの刺身は淡泊、長嶋さんのように皿の半分ぐらいを一度に食べればうまいのかもしれない。鍋に入ったフグは、他の出汁のおかげかまあまあうまかった。
北海道の人間にはこれくらいの記憶しかない

てっさはあまりうまいと思わないな。

個人的には、フグはアラを買ってきて
鍋のダシとして入れて、最後に雑炊にするのが
一番ウマママーでコストパフォーマンスが良いと思う。

てっちりてっさ共に上手いじゃん。
外人は毒が怖いなら小骨が多いけどカワハギでも食ってればいいじゃん。

ふぐの見方が違うんでしょ
「日本人が命がけで食べている伝説の食材」みたいなイメージじゃない?

たぶん俺が中国いって 最高級の海つばめの巣をたべても 
ふーんで終わると思う

フグはテンプラが最高にうまかった。
刺身はうーん・・・?

>>38
>西日本(近畿、瀬戸内沿岸あたり、九州はよくしらん)だと普通に食べるよ

瀬戸内出身だが、普通に食べるなんていうことはないぞ。
どこの話をしてるのかという感じ。

フグは肝以外脂肪がないのだから接待疲れしているお偉いさんには優しい料理だと思う。
味覚とか言う以前に、失礼のない店で、健康に優しい方が良いのではないか?

※36
なぜハマチ?ハマチは赤身魚ですよ
安い白身魚といえば鮭かタラあたりが出てくるはず
高級さで言えば大トロなどと比較するならともかくフグとハマチを比べるとか不思議すぎる
マグロなども赤身魚は生臭くてあまり好きではない

フグは脂質が少ないので油まみれの食事をしている人には良さがわからないのだろうね
外人は一生知らなくていいので油ギッシュなものを食べておいしいと思っててくださいw

>>16
そうだね、記事の2番目のコメで突然「ほんと極端なことしか言えない奴が多い」
と自己紹介乙なコメする人もそれを擁護してその通りだと言うあなたも本当に酷いね

>>74
四国の瀬戸内海側だがふぐの刺身は食ったことないけど水炊きにいれてよく食べる
小さいフグを丸ごといれるやつ、あれおいしい

この本さらっと立ち読みで読んだ
最初在英日本人と著者イギリス人の罵り合いから始まってた気がする
イギリス料理糞不味いvs日本料理なんか切るだけか中華のパクリだろ!みたいなw
んでそんなに言うなら日本行って食ってこいやメシマズ野郎!って流れだったかな(ここまで言ってない)
面白いと思うけど結構毒吐いてたり上から目線のドヤ顔浮かぶ文とかあるから苦手な人もいるかも?

※34さんへ
関東でも玄品フグというチェーン店があるので
まずそうしたところから食べるいいかも

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星少ない評価つけた人の日本通っぷりがすごいw
お好み焼きってそんなに向こうで既に知られてるんだ?

 俺の物の値段が分らない子供(幼稚園)にフグ食べさせたら普段の何倍も喰らいついて
美味しい美味しいとスゲー喰ったけどな フグのてっさバカバカ喰ってフグのから揚げ喰って
てっちりのフグのみはぷりぷりして旨いし白子はスゲーおいしいし
締めの雑炊は腹いっぱいでも入る入る 家族3人でトラフグ1匹完食したけどな
 ちなみにうちの子供はマツタケは靴下の匂いがすると言って食べない

※34
関東から関西に引っ越した者だけど
関西はふぐが日常食として、安価でスーパーで並んでる。
高級料亭でしか食べられないものだと思ってたから
すげえびっくりしたよ。
フグ刺しがスーパーの刺身コーナーに並んでるんだよw しかも安い。
日本ではフグの7割が関西で消費されるそうで、そういう食習慣らしいよ。
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