究極超人あ~る 海外ファンによるレビュー

(Wikipedia)『究極超人あ~る』(きゅうきょくちょうじんあーる)は、1985年(昭和60年)から1987年(昭和62年)にかけて「週刊少年サンデー」(小学館)において連載された、ゆうきまさみによるSF学園コメディ漫画。第19回星雲賞マンガ部門受賞。
海外のアニメ系ニュースサイトで究極超人あ~るの紹介記事が載っていました。
ソース(一番下の記事です)
さて、今週は少し古い時代の学校生活について話をしてみよう(昔のことを思い出すのもいいものでしょう?)
ジェナ・クロフォード(筆者?)は、この古典的な、しかしほとんど知られていないコメディ漫画のための言葉を持っています。
R(以下あ~る)・田中 一郎は頭が空っぽな十代の少年の外見をしているがアンドロイドであり、しかもお米をが大好きでいつも大量に食べている。彼は地元の高校の光画部に出会い、彼がどこにも入学していないと知るや、あ~るを勝手に自分達の学校に入学させてしまった。
始まりこそ月並みな少年漫画のボーイ・ミーツ・ガールだったものの、あ~るのおかげでこの漫画は9巻の間にカオスな学校生活漫画へと変わっていった。
物語の展開は遅いが、あ~ると共に過ごすその内容は非常に面白い。
あ~るの友人達は、臆病なさんご、短気な鳥坂先輩、幽霊少女小夜子、女装癖のある信(まこと)、チェイン・スモーカーで4年間学校に通い続けているたわば先輩等がいる。
あ~るは様々な物語に遭遇していく…光画部のメンバーは賞金欲しさに学校の美人コンテストに出場したり、学校中を巻き込んだペイント弾による模擬線を鳥坂と共に手伝ったり、不思議な猫顔の少年(回想から察するに学生でしょう)から子猫を譲り受けたりします。
物語はどれも典型的なようでありながらどこかひねくれている。これが作者ゆうきまさみのスタイルなのだ。
天真爛漫(悪く言えば間抜け)、ひょろ長い体型、にやにや顔、米を食べることへの欲望、あ~るはまさに型破りの主人公と言えるだろう。
あ~るはDr.成原によって作られた。彼はあ~るを世界制服の為に作り、度々彼を取り戻そうとしている。R-29はあ~るの妹であり、彼女は学校を征服しようと成原が送り込んだ奇妙ななロボット軍団同様、彼の道具となっている。
この作品は1987年から1988年に連載された(実際は1985~1987:管理人注)作者のゆうきまさみはパトレイバー(amzn)
や鉄腕バーディー(amzn)
で有名である。
そのどちらよりもコメディで突拍子も無いこの漫画が、日本以外のどの国でも翻訳されていないのは非常に驚きだ。
ゆうきまさみの太い描線と一定水準のアートは25年経った今でも充分通用するだろう。
1991年にはOVAも作られている。光画部が日本中を旅して回る内容だ。素晴らしいアニメだがこちらも翻訳はされていない。
あ~るは日本でとても人気があるが、北米で彼らに触れようとするならば唯一Assemble Insertにカメオ出演しているのを見る事だけが可能な方法だろう(原作をゆうきが手がけている)あ~るはPSPのゲーム、『サンデーVSマガジン 集結!頂上大決戦』で操作できるキャラとしても登場している。しかし、そのゲームをプレイする人は誰もあ~るが何者なのか知らない。
私は、多くの人々が究極超人あ~るの独創的な楽しさを知る機会を奪われていると声を大にして言いたい。
80年台に十代、二十代をオタク、あるいは文化部で過ごした人間にとってあまりにも影響の大きすぎる漫画です。
以降の学園生活漫画にも計り知れない影響を与えました。
今更ながら連載期間が2年というのにも驚きです。
流石に古いのと地上波で放映されていなかったためか、原作、OVA共に翻訳されていないようです。
しかし、あえてそんな漫画を紹介したということは、筆者はかなりあ~るのことを好きなのかもしれません。
海外では無名と言ってよいこの漫画を好きな人がいて、20年以上経った現在紹介しているというのは何だか嬉しくなってきます。
今連載中の漫画は数多く翻訳されていますが、こういった昔の名作漫画も翻訳されるようになるといいですね。
究極超人あーるワイド版(全4巻)

気に入りましたら、コメントなど残していただけると嬉しいです↓
ジェナ・クロフォード(筆者?)は、この古典的な、しかしほとんど知られていないコメディ漫画のための言葉を持っています。
R(以下あ~る)・田中 一郎は頭が空っぽな十代の少年の外見をしているがアンドロイドであり、しかもお米をが大好きでいつも大量に食べている。彼は地元の高校の光画部に出会い、彼がどこにも入学していないと知るや、あ~るを勝手に自分達の学校に入学させてしまった。
始まりこそ月並みな少年漫画のボーイ・ミーツ・ガールだったものの、あ~るのおかげでこの漫画は9巻の間にカオスな学校生活漫画へと変わっていった。
物語の展開は遅いが、あ~ると共に過ごすその内容は非常に面白い。
あ~るの友人達は、臆病なさんご、短気な鳥坂先輩、幽霊少女小夜子、女装癖のある信(まこと)、チェイン・スモーカーで4年間学校に通い続けているたわば先輩等がいる。
あ~るは様々な物語に遭遇していく…光画部のメンバーは賞金欲しさに学校の美人コンテストに出場したり、学校中を巻き込んだペイント弾による模擬線を鳥坂と共に手伝ったり、不思議な猫顔の少年(回想から察するに学生でしょう)から子猫を譲り受けたりします。
物語はどれも典型的なようでありながらどこかひねくれている。これが作者ゆうきまさみのスタイルなのだ。
天真爛漫(悪く言えば間抜け)、ひょろ長い体型、にやにや顔、米を食べることへの欲望、あ~るはまさに型破りの主人公と言えるだろう。
あ~るはDr.成原によって作られた。彼はあ~るを世界制服の為に作り、度々彼を取り戻そうとしている。R-29はあ~るの妹であり、彼女は学校を征服しようと成原が送り込んだ奇妙ななロボット軍団同様、彼の道具となっている。
この作品は1987年から1988年に連載された(実際は1985~1987:管理人注)作者のゆうきまさみはパトレイバー(amzn)
そのどちらよりもコメディで突拍子も無いこの漫画が、日本以外のどの国でも翻訳されていないのは非常に驚きだ。
ゆうきまさみの太い描線と一定水準のアートは25年経った今でも充分通用するだろう。
1991年にはOVAも作られている。光画部が日本中を旅して回る内容だ。素晴らしいアニメだがこちらも翻訳はされていない。
あ~るは日本でとても人気があるが、北米で彼らに触れようとするならば唯一Assemble Insertにカメオ出演しているのを見る事だけが可能な方法だろう(原作をゆうきが手がけている)あ~るはPSPのゲーム、『サンデーVSマガジン 集結!頂上大決戦』で操作できるキャラとしても登場している。しかし、そのゲームをプレイする人は誰もあ~るが何者なのか知らない。
私は、多くの人々が究極超人あ~るの独創的な楽しさを知る機会を奪われていると声を大にして言いたい。
80年台に十代、二十代をオタク、あるいは文化部で過ごした人間にとってあまりにも影響の大きすぎる漫画です。
以降の学園生活漫画にも計り知れない影響を与えました。
今更ながら連載期間が2年というのにも驚きです。
流石に古いのと地上波で放映されていなかったためか、原作、OVA共に翻訳されていないようです。
しかし、あえてそんな漫画を紹介したということは、筆者はかなりあ~るのことを好きなのかもしれません。
海外では無名と言ってよいこの漫画を好きな人がいて、20年以上経った現在紹介しているというのは何だか嬉しくなってきます。
今連載中の漫画は数多く翻訳されていますが、こういった昔の名作漫画も翻訳されるようになるといいですね。
究極超人あーるワイド版(全4巻)

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