アニメ『空中ブランコ』を見た海外の反応 その2

アニメ『空中ブランコ』最終話を見た海外の人たちの反応です。
第1話を見た後の感想はこちら
追記:
前回ドラマ化、映画化されてると書きましたが、ヤングチャンピオン誌上でコミカライズもされていたのを忘れていました。
ゲーム化もされたら全メディア(?)制覇でしたね。
公式サイト
ソース
●No one is perfect.(完璧な人間なんていない)
私達が生きていくうえで最高のメッセージね。私達は生きていくうえで本当の意味で自分らしく生きていくことなんか出来ない、必ず何かの型にはまらなきゃいけない。
このアニメは本当に上手くそれを伝えていた。
私は10話をかなり気に入ったから正直言って最終話はそれほど楽しめないと思っていたんだけど、全然そんなことはなかった。
見てきた全てのエピソードがこのメッセージを伝えようとしていると分かって、どの話が上とか比較できなくなったわ。
それから、誰かにいいメッセージを伝えようとするとき、必ずしもこっちも真剣である必要は無いって事も気づかされた。
空中ブランコは私の想像を超えて、今シーズン最高のアニメになったわ(今シーズンは本当に良作揃いだったのよ)
さて、レートを付けるなら10/10ね(最終話は5/5)これから色んな資料に目を通すつもりよ。
●サンキューDr.伊良部。時々立ち寄ってもいいかな?もう一度会えるのを楽しみにしてるよ
●最後の”完璧な人間などいない”が最高だった。このアニメ愛してる。レートは9/10
●俺の見間違いかもしれないけど、病院の名前は伊良部総合病院だった?
それ以外だと、最終話が全エピソードの中でも特にパンチが効いてなかったのは残念だけどこれはこの一年の中でも最高のアニメの一つだよ。レートは8/10
●10/10
Manime(筋の通ったアニメ)だった。シャナ3000期とか作るよりもこういうアニメをもっと作ってくれよ
●なんて素晴らしいアニメ。この一年で一番のアニメよ。こういうエンディングになるとは予想できなかったけど、それでもきちんと終わってくれたのが嬉しいわ。
●このエピソードも、このアニメも好きだ。第2期を作って欲しい。
●今シーズンで一番好きなアニメになるのは確実だ。
●"no one is perfect"っていい言葉だけど今じゃ結構陳腐な感じだよね、でもこのアニメのメッセージとしては最高の言葉だよ。
ちょっと退屈なシーンもあったけど全体を通しては凄く良かったよ。こういうオリジナリティのあるアニメが見たかったんだ。
●>俺の見間違いかもしれないけど、病院の名前は伊良部総合病院だった?
伊良部の家族が経営してるんだ
●素晴らしいアニメだった。個人的には10/10だ(これってかなり珍しいことだぞ)
>シャナ3000期とか作るよりもこういうアニメをもっと作ってくれよ
これには同意できないな
●最終話も悪くなかったんだけど、第10話の方が最終話には合ってたんじゃないかな。
10/10を全てのカナリア達に…みんな愛してるわ…会えなくなるなって寂しいわ、福井っち!
●オゥ、これでお別れなんて寂しいよ伊良部!
このアニメは本当に独特だった。
それからエンディングが最高!
●頼むよ、この最終話は全然悪いエピソードなんかじゃないぜ。今までとはちょっと違うパターンなだけなんだ。それに今回の患者は特定の精神疾患があるわけじゃなくて、単に外的環境からの強いストレス、疎外感があるだけなんだ。
そしてそれこそが俺達の住む社会の癌で(ウェブでの関係もそうだ)、だからこそこのエンディングは希望を持たせてくれるメッセージを送ってくれるんだ。
エピソード10は俺がレートを付けるなら7か8かな。もし誰かが聞いてくるならこう応えるよ「本当に良いものがあるのに、あえて混ぜっ返したいかい?」「それは本当に今以上のものになるのかい?」
ともかく、今まで見た今シーズンのアニメじゃ最高だよ。9/10
●ハーレムアニメばかり流行る今の淀んだアニメ産業に風穴を開けたな。少し矛盾があるかもしれないけどこれは革新的で知的で独創的で、最も重要なことだけど面白いんだ。
自分の印象的にはエピソード10が最終話だったほうがいい気もするけど…でも今回のでもいいとも思う
最高の”続編の出来ない”アニメだよ。
レートは8/10
●No one is perfect.
最高のシリーズ。会えないなんて寂しいよDr.伊良部。
9/10、2009年最高のアニメ。
●偉大なるシリーズ。エピソードの最後で言ったように完璧な人間なんていない。このアニメが好きだし、この1年で一番のアニメ。
8をつけるか9をつけるかかなり悩んだけど、私はこのアニメに9/10をつけるつもり。それから最終話と最後に私達に送ってくれたメッセージが気に入ったわ^^このアニメと伊良部に会えなくなるなんて寂しい。
●最終話はそんなに良くなかったけど、全体を通しては素晴らしいアニメだった。欠点は短かったことだけど、続きがあるならそれも無くなるね。
●>頼むよ、この最終話は全然悪いエピソードなんかじゃないぜ。今までとはちょっと違うパターンなだけなんだ。それに今回の患者は特定の精神疾患があるわけじゃなくて、単に外的環境からの強いストレス、疎外感があるだけなんだ。
そしてそれこそが俺達の住む社会の癌で(ウェブでの関係もそうだ)、だからこそこのエンディングは希望を持たせてくれるメッセージを送ってくれるんだ。
あなたのコメントでこのエピソードの理解が深まったわ。
レートも7から8に繰り上げね。
●あっさりと2009年最高のアニメになったな。俺はこのアートスタイルが本当に好きだし、実写を取り混ぜた手法もよりドラマチックな演出になるのを手助けしてた。
アニメ顔って上手く感情を伝えられないから、今回声優の顔を使ったのは上手い手だと思う。こいつは9ないし10だね。
それから誰かこのアニメで電気グルーヴを気に入った人いる?俺もそうなんだけど。
●素晴らしいエンディングとシリーズ。全エピソードの中で弱いと言われてる間の話も最初と最後の陰に隠れてるだけで、良かったと思うよ。とても独創的なアニメ、素晴らしいアニメーションとアート、内容は本当に深いしこれはもちろん9/10だ。2009年最高のアニメだし、2010年に向けて最高の出だしになったよ。
>それから誰かこのアニメで電気グルーヴを気に入った人いる?俺もそうなんだけど。
俺もこのアニメで電気グルーヴに興味持ったよ。その点でもこのアニメに感謝!
●伊良部の笑い声は気味悪いけど、このアニメが素晴らしいと言うことに変わりはないよな。
●総合的に見ても最高~そうそう、完璧な人間なんていない、この最高のアニメの最後を飾る最高のメッセージね。
最後の3人の伊良部のあの不気味な笑い声が好き。これで終わりなんて寂しいわ。
レートは9/10
●空中ブランコは俺が今迄で見たアニメで一番面白かったアニメになりそうだ。
●素晴らしい最終話だった。最後にOPが流れる所が最高。思うに一番悪いのは雄太の母親なんじゃないかな。父親は確かに家庭内では何もしてなかったけど彼はストレスにさらされてた訳で…でも、誰かも言うように自分もこのアニメの登場人物たちはこの社会を反映してると思う。本当にこのアニメが好きだった。個人的にはマユミのファンサービスがもっと少なければ良かったんだけど。
完璧な人間なんていないしね:>
(次はのだめが帰って来るのか!!!)
●俺達はみんなカナリアなんだ!
●このアニメは…
今まで見てきた中で最高のアニメだ。多分この最終話は今までのエピソードを全て内包していて、だからこそ気に入ったよ。
このエピソードはまさしく俺達についてのことなんだよ。現代社会に生きる人々は強いストレスと痛みに苦しんでいる。それが津田になんの兆候も無かった理由なんだ。
”あなたの周りのカナリアの声を聞いて”これこそが、我々に必要な希望の声でカナリアを助けるためにも必要な手段なんだ。
もし君がそれを無視したらカナリアは死んでしまう。
今の精神科医は簡単に鬱病とか精神疾患用の薬を与えるだけだ。伊良部は言う「僕達はたくさんのカナリアの声を聞かなきゃいけない。そこに答えがあるから」伊良部は彼の患者が行うこと全てについていく。あぁ…今俺には全てのシンボルが持っているものが明確に理解できるよ。
"No-one is perfect"
10/10、傑作だ
●>伊良部は彼の患者が行うこと全てについていく。
原作じゃ患者についていかないこともあるんだけどね。でもアニメ版の解釈にはそれでいいと思う。
●俺は伊良部が最高のクリスマスパーティをしたという方に賭けるぜ。それがこの素晴らしいアニメにぴったりだよ。それから俺はこのアニメには壮大なテーマがあったように思う。伊良部はかなりマニアックだし狂ったアニメーションではあったけど、内容は本当に深かったし、スタッフが考えたことをそのまま作ったようなこのアニメが好きだよ。
これは傑作か、そうでなくてもそれにかなり近い格付けになるだけの理由がたくさんあるよ。
9/10だ。
最終話ですから好きな人だけが残された、というのもありますが。絶賛です。
管理人もこのアニメは大好きで、ノイタミナ枠のアニメの中では一番好きだったりします。
管理人自身若干確認障害っぽいところがありまして、鍵やガスの元栓を何度も確認してしまうので他人事とは思えずに見てました。
ただ、最終話としてあのエピソードよりも10話の方が良かったんじゃ、という意見が目立っていました。
えぇ~、そりゃ確かに10話の『オーナー』は話としては凄く綺麗にまとまってたけど…
管理人としてはこの11話は最終話として最高だと思っています。
話の内容もさることながら何より患者役の古谷徹さんのトイレ内での演技が凄い!その場面は演出も相まって物凄いパワーでした。
そして皆さんコメントしてるように最後に出てくる”No one is perfect.”…
このメッセージを見ただけで、このアニメを見続けて良かったと思わせてくれました。
ある意味、最後のメッセージの為に全てのエピソードがあったと言ってもいいのかもしれません。
英国人記者コリン・ジョイスはその著書『「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポート』(amzn)
コメントでも上げられているカナリアについて説明すると、カナリアそのものは第1話から伊良部の診察室に出てきてるのですが、じゃあなんでカナリアが出続けているのか、最終話でカナリアについての伊良部の言葉があり、これが凄く腑に落ちる内容でして、なるほど、と思わせてくれるのです。
というか、このカナリアの説明が凄くいい話なのです。
このようにこのアニメは演出が素晴らしく良いのですが、それ以外にも限定された空間、時間内での物語りならではのお遊び的な演出も多々見られます。
基本的に全11話が全て12月初旬からクリスマスまでの日数の間で起きていて、場所も伊良部総合病院のある街の中での出来事のみ、という縛りがあるため患者達の行動が街の中、同じ時間帯で交差しているという演出がされています。
例えばアニメによく出てくるレストランがあるのですが、あるエピソードの患者Aがテーブルについている時、別のテーブルには別の患者Bが座っている、患者Bのエピソードでレストランのシーンが出てきたとき、他のテーブルに以前のエピソードの患者Aが座っている…ここで患者Aのエピソードも患者Bのエピソードも同じ日に起こっていたと気づく、という様に患者同士の行動が交差するシーンがかなりあり、実際患者同士に交流があったりもして、アニメの中の世界で確実に生活が行われているという感覚に陥らせてくれるのです。
実写を取り混ぜた演出が真っ先に話題になり、1話で切ってしまった人も多いと思いますが、非常に面白いアニメだと思っています。
特にモノノ怪が好きな人でしたら、きっと楽しめると思います。
ちょっと気になって10話のスレッドを見てみたら5段階評価中、5と4にしか投票が無い…
(投票数自体が50も無いということもありますが)
確かに凄くいい話ではあるが、そこまで好きかw
e-bookoff:空中ブランコ(文庫)




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