よつばと!の海外の反応(評論)

よつばと1巻

大分前の記事ですが、よつばと!1巻が海外で発売されたときの評論記事の翻訳です。
ソース
よつばと!
(抱きしめるのを止められない子猫のような漫画~)
あなたは今まで愛らしすぎて苛めたくなるようなものに出会ったことはありますか?
私にとっては子猫がそれに当たります。
私の周りで子猫が飛び回っていると、もう我慢できず子猫が窒息するほど抱きしめてしまいます。
私は日本語の可愛い、には狂気という意味も含まれていると教わりました。
私にその意味するところはわかりませんが…

もし、ADV(よつばと!の海外での出版先:管理人注)で販売されている漫画を子猫に例えるなら、それは
あずまきよひこ・著の『よつばと!』がまさにそれで、私はきっと強く強く抱きしめ、それが苦しさのあまり吐き出すまで離さないでしょう。

『よつばと!』は小さな可愛い少女と、おそらく30を越えたあたりの翻訳業をしている、いつもパンツとシャツという格好をしているちょっとばかりだらしないヒッピーのような彼女の父親との生活を描いています。

また、作品には彼女達の友人も出てきます。
ジャンボ(とても大きい男の人)や彼女の隣人達(あさぎ、風香、恵那の三人姉妹とその母親)です。

1巻では一連の章を通して私達に登場人物達を紹介していきます。
行動や行儀作法、地球温暖化、国際情勢、TVショッピング、蝉そして雨。
それらは現実ではちっとも面白いものではありません。

あずまきよひこはそんなあなたの常識を覆す天才といえるでしょう。
毎日の生活はとても小さいけれど心惹かれる楽しい出来事と経験で満ち溢れているのです。

アートワークはまさにプロの仕事で、素晴らしい構図を持った力強い構成、それに楽しげなキャラクターや細部まで書き込まれた背景が作品をソリッドに引き立てています。

これこそ至高の漫画家といえるでしょう。

事実、私はこの漫画をとことん楽しみ、アニメにするためには何をしたらいいのだろう、という誘惑に駆られてやみません。

もしも可愛い、があなたにとってのツボで、小さな子供が大人たちを引っ掻き回す様子を笑って許せるのならばそれはとても素晴らしいセンスであり、後はこの『よつばと!』を買うだけです。
これは傑作です。


大絶賛です。
よつばと!に関しては誤訳御免さんのところでも紹介されていましたので、こちらは評論家の記事を載せてみました。

1回目によつばと!を選んだのは、管理人が今一番好きな漫画だからです。




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tag : 海外の反応翻訳よつばと!

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海外にもよつば好きがいて嬉しいです。レビューを読んでいるだけで楽しい気持ちになります。
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