
建築家・森田一弥氏がイスラム史研究家のために建てた家は膨大な蔵書を保管するために壁という壁が本棚で出来ています。
格子に仕切った本棚にランダムにパネルを貼り付ける事で地震の時の水平応力に対する強度も得ているとの事。
本棚で出来たようなこの家が海外のサイトで紹介されていました。
引用元:House made of bookcases


●グリーンジェロ
(本が)時代遅れだって?
俺は本棚が好きだし、幸運な事に美しい書架が組み込まれた部屋のある家も持っている。
しかし、デジタルメディアが台頭してきて、印刷物の本の売り上げは落ちてきている。
印刷された本がいずれアンティークなだけの物になるんじゃないかと思ってしまうよ…
●名無し
↑CDやDVDが本の替わりになっても、過去の物として消え去ったりはしないさ。
●名無し
ナイス、でも年月が経ったら埃をどうするんだろう?
●アイクリプトショウン
待て…床は本棚にあわせて任意の高さにする事が出来るのか?
ひょー、これは欲しいぞ。
俺は17箱以上の本を持ってて、他のメディアと一緒にガレージに積んでいるんだ。
それ以外のものは既にオフィスとか倉庫に運んでる。
この家は俺のコレクションを全部飲み込んでまだ余りが出そうだ。
●名無し
インターネットアーカイブが紙の書籍をデジタルバックアップし始めてるんだよな…
すぐに紙のメディアが無くなるとは思ってないけど。
●EH
テーブルと本棚が同じ高さにあるのはちょっと目障りだけど、床とテーブルが一体ってのは気に入った。
梯子にしなかったのは家主かイスラム主義に反していたからなのか?
本棚の後ろの白板のパターンは何だろう?
(訳注:補強のために格子内にランダムに配置された板のこと)
●パルーカジョー
埃が!埃が!
●アメリア・G
これは凄い!
屋根に窓が多すぎること意外は、これこそ私の隠れ家ね。
遂にヘンリー・ペトロスキー(wikipedia)の『本棚の歴史(The Book on the Bookshelf)』の後継者が出てきたね。
これは”the house on the bookshelf(本棚に乗った家)”だね。

本棚の歴史
●チェリー
バスルームの上のピクセルフォントはアラビア語?
もしそうならなんて読むんだろう。
●マーク・スラットスキー
(笑)あのピクセルフォントはいわゆる”モザイク模様”として知られてる奴だろ。
●ザ・ドッグアイランド
クリエイティブな誰かが、考えた事も無い物を作り上げているのが好きなんだ。
それにこれはたくさんの本棚スペースもあるしね!
●ワードガイ
凄くクールだ…でも寒そう?
本棚の向こうに壁が無い場合は本が唯一の断熱材になるんだろうな。
●フラミニカ
盛り下げる事は言いたくないし、これは素晴らしいアイディアなんだけど、この家のデザインをした人は家事をした事がないんじゃないかな。
ガラス製の扉をつければ埃から本を護ってくれる。
出来ればUVコーとしたのがいいな。
本の背が痛んでいくからね。
それはそうと、5段目の棚にはどうやってアクセスするんだ?
レールも梯子も見当たらないけど?
●名無し
リーフブロワー(落ち葉を吹き飛ばす機械)で埃を掃わないとな。
机の上の紙類にペーパーウェイトを置かないといけないけどね!
●イスカー
>出来ればUVコーとしたのがいいな。
>本の背が痛んでいくからね。
おかしな考えだな。
リビングルーム内にある俺の本は背中が傷んだ事なんか一度も無いぞ。
お前の言う事を信じる必要あるのか?
何か物的証拠はあるか?
●アンソニーC
このアイディア好きだな。
でも本棚は全部同じサイズなのか?
でかすぎる本は何処に置いたらいいんだ?
俺の小さなペーパーバックとか。
●名無し
(笑)…こういう家を持てる奴ってのはそういう本や埃とかに対処する余裕もあるって。
そうじゃない我々は…ちっぽけな家に4つのでかい本棚を抱えて、それを維持するために努力するのさ。
●ピーター・ブリューエルズ
うーん、これは保管用で一般使用向けじゃないよな。
ニーズが違うだろ。
●jtegnell
地震が来た後の片づけが楽しい事になりそうだな。
●名無し
ワオ、素晴らしいアイディアだけど全ての本棚に埃が積もる事を想像したら…
俺は自分の家でいいや!
●zgz
持てる本の高さは360mmまでか…
(訳注:本棚の格子の高さが360mm)
●フューチャーナード
面白い、この写真は俺が一週間過ごしたゲストハウスを思い出したよ。
そこは壁中(階段の両サイド含めて)が天井まで本棚に改造されてて…主に東洋の宗教、仏教に関する本で一杯になってたんだ。
ニューイングランドにある18世紀の建物の使用人室でルールは外側、特に通りに面した所は見た目をキープする事だった。
内部には適応されなかったけどね。
そういえば上階には採光用の天窓があったな。
本棚で出来た家で宗教的経験をするのはクールな事だったよ。
●ガリバー
これは欲しい。
これは俺が作った書庫が恥ずかしくなってくるよ。
でかい本棚が羨ましい。
宗教家はDIYをする必要も無いもんな。
我々は本棚のギャップを埋めるだけだ。
FreeCADを入れなきゃ…
●名無し
読書灯は?
●名無し
一人が読書をしてる時にもう一人は部屋全体を見渡せるから、母親の視線に後ろめたさを感じる事になりそうだ。
●名無し
何?本棚に本が一冊も無いぞ?
それじゃあ駄目だ。
●名無し
”埃はどうするんだ?”→頻繁に掃除する
でも、それをするだけの価値はあるよ。
これはいいな。本好きにとって本棚に囲まれた家というのは憧れであります。
埃の処理なんかは確かに大変そうではありますが、それを補ってあまりある魅力があります。
デジタルメディアが勢いをつけてきていますが、紙媒体のコレクションはデジタルでは得られない喜びがあります。
とりあえず地震後気力をなくして床に放置してある漫画類をなんとかせねば…
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いいなー
こんな家に住みたい
風呂場に本棚とか・・・
埃の問題を指摘してる人たちは本当の蔵書家だろう。
確かにガラス扉の無い棚はたちまち埃だらけになってしまう。
ゆえに私はこの建築家を信用しない。
ゆえに私はこの建築家を信用しない(キリッ
lol
>盛り下げる事は言いたくないし、これは素晴らしいアイディアなんだけど、この家のデザインをした人は家事をした事がないんじゃないかな。
>ガラス製の扉をつければ埃から本を護ってくれる。出来ればUVコーとしたのがいいな。本の背が痛んでいくからね。
↑↑↑
うなづいた人も多いのでは?
同じく盛り下げたくないけど、家政婦さんがいるのか妻にまかせっきりなのか関係なく、本気で本を大切に保管したいなら、UVコートのあるガラス戸を棚にはめるべき
日本ではヨーロッパや大陸みたいに乾燥してないから塵は少ないとはいえ、塵をはたく時、、長年やってれば本だって傷むはずだし確かに数年すれば紫外線で変色してる
ガラス戸は地震のときに怖いけど、そもそもガラスがなくても地震がきたらこの部屋にいたら危険だしね
蔵書とかでなくても何か細々したものを沢山持ってる人、或は何かのコレクターならこれはないわと思わせる戸のない棚の数々
見ただけで恐ろしいわ
本に積もった塵に古い本のカビ!カビ!健康に悪い
奥さんだって猛反対したはず
猫が喜びそう
でも大学の先生はみんなすごい数の本に埋もれてるよね。
3月の震災のとき研究室の本が落っこちて、先生たちは大変だったらしい。
ガラスじゃなくても普通にフタもつけりゃいいのにね
なんでこんなむき出しにしたんだ
地震で全部落ちてきたら命にかかわるぞ
開放された棚は、お掃除の簡単な範囲でないと埃屋敷になるね
私は鼻炎もちだから見ているだけでクシャミが出そう
いわゆる建築家がコンセプトにこだわって勢いで作った家ですな
家にも蔵書部屋ってあるけどガラス戸なんかないぞ
図書館だって本棚にそんなものついてないだろ
こういう専門家は仕事がら本を一冊ずつ読むんじゃなくて
この大量の中から次々と同時に本を出し入れするんだよ
だから全面に開架式にしてあるんだろう
別にUVのガラスとかつけないでも、カーテンで良くない?
埃はともかく普通の状態ならカビなんて生えないけどな
本棚もないような家で育ったのか?
ああ、カビ生えないようにガラスとかつけないんだろ
埃なんか溜まらないよ
月一で、はたきでもしておけば十分だ
この部屋全部でも20分かからないだろう
>家にも蔵書部屋ってあるけどガラス戸なんかないぞ
>図書館だって本棚にそんなものついてないだろ
図書館は専門的に管理する人がいるけど...
>こういう専門家は仕事がら本を一冊ずつ読むんじゃなくて この大量の中から次々と同時に本を出し入れするんだよ
そういうレベルの量じゃないってこと
自分も同じことするからわかるけど、どんだけ出し入れしたとしても、一定以上に大量に抱えてると数年間まったくさわらない一群の本もあるわけで、でももう市場には無い本とかは家に置いとくしかないので蔵書が増える
>埃はともかく普通の状態ならカビなんて生えないけどな
>本棚もないような家で育ったのか?
逆に祖父のせいで本だらけ本棚だらけだってのw
研究者の蔵書に古典や古本が無いことのほうが考えられない、というかストックしたいなら市場に無い古い本が多いでしょうに
古本屋や博物館にでも行って見ればわかるでしょ
さらに見かけが綺麗でも古い本はカビ臭がする
ガラスの中だからカビるんじゃなくて、そもそも日本で数十年おいておとくとそうなる
本や紙が大量にあるってだけでも塵が発生する
しかも紙の質がどういうのかにもよるけど中東の紙なら可能性高くなりそう
こういった家に住んでみたいけど、置く場所が多すぎて、場所を忘れたら探すのが大変そうだ…。
あと、確かに窓が少なすぎるから埃が溜まりそう…。
そういった事を考慮しているのだろうか?
>図書館は専門的に管理する人がいるけど..
だから何なんだ? これは個人の書斎だろ
>そういうレベルの量じゃないってこと
>自分も同じことするからわかるけど、どんだけ出し入れしたとしても・・・
おまえの場合の事情をいくら話されても知らんがなw
この人の場合はこうしておかないと仕事がし難いんだろ
特に史学なんて何百、何千の資料からどれがいつ必要になるか前もってわかるわけないだろうが
あと古本だから黴くさいのどうこうって、それは元から古いんだろ
今はこの戸のついてない本棚に入れておいて黴が生えるかどうかの話じゃないのか?
全体的に支離滅裂
何に対して何を反論したいのか意味不明なんだよ
ホコリはカーテン付ければ防げるよ
BD、DVDが普及しても本棚はいるよ、本棚と言うかDVDラックだけど
銀婚式物語に出てきた住むための本棚もこんな感じなのかな
批判に全力で噛みついてる奴が痛い
自分も普通に「うわ、掃除大変そう」って思った。
こんなゴテゴテしたオプションのついたオモシロ建築じゃなく、
普通に図書室作って図書館みたいな書架で保存するのが
一番管理しやすくて合理的だと思う。
埃が・・・
デジタル書籍なんかいらねぇ、なんでいちいち電気消費しながら読まなきゃならないんだよ。
気になって集中できないっての。
何年も本棚にいれといたままだと本黴るぞ
普段から手入れしてる図書館と一緒にしちゃいかんよ
この手の本は読書のための本というより資料だから
全部必要と限らなくても持っておかないといけなかったりするし、
デジタル化の方が分類とか全文検索とかできて合ってる気がする。
戸棚レベルならともかく、書庫に納めるほどの大量の書物を硝子戸で閉架してる人なんて日本全国でもほとんどいないだろ。
埃がカビがと大騒ぎしてる奴は明らかに強迫神経症の一種。自分が病気だという自覚を持った方がいい。
こういう家はけっこう依頼があるものだよ。
蔵書家の夢だからね。
でもこういうふうに取り上げられることは無いんだ。
なんでかというと、まともな建築家は壁と本棚を一体化しないんだよ。
とうのはね。本棚は建具なんですよ。
建築設計者は住宅の構造に通じている人であり、建具に通じているわけではないからです。建具は建具で専門家がいて、簡単に切り貼りするだけの安い建具屋もいれば一生に数回しかお目にかからないような銘木を相手に、その特性を考えぬいて組み上げられる人もいるけれど、その最低ランクの建具屋に任せたとしても、建築設計者が「これでいいっしょ!」と作ったものより絶対に良いものになります。
もちろん強く依頼されればやるけど、自分から率先して「これイカスっしょ!!」って提案はしないし、誇ることもない。だって責任とれないもん。良心がうずくよね。
だから壁面全部を本棚したい人は壁面にあわせて建具屋に作らせて、建具屋に設置させるのが正解。この構造計算上なんの意味も無い「ランダムに貼った補強板」という演出も必要なく、素敵な壁面本棚を建具屋さんが作ってくれるよ。
ちなみに建築設計者が考えるべきは荷重の話。本がみっちり入った本棚(本棚そのものがかなり重いが本まで入るとなると相当な重量になる)を受け止めて問題ない構造の構築に知恵を絞るんだよ。
でも実際自分で掃除すればわかる思うけど、
自分も昔食器棚のガラス外してたらホコリ入るせいで
すぐ中が汚くなっちゃって、やっぱりガラス入れたことある。
本そのものは食器ほど汚れを気にしなくてもいいかも知れないけど、
問題は本じゃなく生活する空間が汚れるってことだよ。
図書館と違って飲食もするし綿ボコリも一週間でびっくりするぐらい蓄積する。
複雑で手も届かない掃除の死角をわざわざいっぱい作るって怖い。
風呂場はさすがにやばくね?
>風呂場に本棚とか・・・
>風呂場はさすがにやばくね?
棚はともかく、風呂でも読めるプラスチック製の本はある
主に古典がメインだけど
>図書館だって本棚にそんなものついてないだろ >>図書館は専門的に管理する人がいるけど.. >>>これは個人の書斎だろ
図書館の話を自分で切り出しておいて今度はまた個人の話だろって、言ってること支離滅裂なんだけど...
要するに、この方と同意見です→「普段から手入れしてる図書館と一緒にしちゃいかんよ」
>特に史学なんて何百、何千の資料からどれがいつ必要になるか前もってわかるわけないだろうが
普通はこれだけの蔵書を抱えてるといつどれが必要になるかわからないのにそんな一々目で探すとかするレベルじゃないって事
一般的にこれだけ大量の資料を抱えてる人の場合、個人の研究者でもリスト作らないといけないので、それこそ掃除どうこうより図書館の管理システムを参考にしてリストから探せばいいから、蓋してようが関係ない
さらに問題はこの写真なら資料室が生活空間と一緒になってるように見えるから問題なんだよ
普通はこういう所は生活空間と一緒にはしない
もし生活空間と一緒なら戸をつけるべきってこと
むき出しじゃなくても埃は積もるよ。
完全に密封して真空にするならまた違うだろうけど。
パソコンで長文を読むのはきつい
本が絶滅するってことはそうそう無いと思うわ。
書籍・雑誌・パソコン・タブレット・携帯はどれもメリットだけでなくデメリットもあるから、単純に取って代わるというわけにはゆかない。
資源的な面からいうと、本質的に低級なメディアである雑誌とか、下らない内容の書籍とかは、どんどん電子媒体に置き換わるべきだと思う。
壁一面本棚だったけど、ガラス戸がついてたな
開けっ放しだとやはり埃がたまる
結構まめに掃除しててもそれなり
地震のときは、奥が深いので落ちてこなかった
本棚と一緒の所で生活してるから
本棚にホコリが溜まるんだろうに
絶対猫は飼えないなw
ガラスはなあ…
一度でも地震が起こったら即凶器だからな
踏んで逃げられない
割れた跡が尖らないガラスはあるけど、埃より安全を取りたいよな