海外の園芸家「日本の果樹業には袋かけという技術がある」:果物の袋かけに対する海外の反応

袋かけ

地域や品種によって違ってきますが、だいたい今ぐらいの時期になると果樹園では梨や桃、ブドウなどの若い実に虫除け、病気予防のために防水紙製の袋をかけます。
こうすることで大きく甘い果物が収獲できるようになるわけですが、海外でも注目している人達がいるようです。

引用元:gardenweb.com


●バージニア州、アメリカ
1.何年もの間、日本の林檎農家では高価な2層になった紙で林檎の実を守り、製品に付加価値をつけて売れるようにしてきた。
日本人は高品質な物に眼が無く、金を払うことを疎まないんだ。
5ドルのフジ林檎を買ったり、50ドルの神戸牛を買ったりね。
この袋はアメリカでも買う事が出来るから試してみたんだ。
しかし扱うのは凄く難しくて値段も高く、しかも果実が大きくなるにつれ取り払う必要があるんだ。

2.ここ1年ほど前、私はNAFEX(アメリカのアマチュア果樹愛好家のコミュニティサイト)の掲示板で、普通のビニール袋を使って良い結果が得られたという投稿を読んだんだ。
そのサイトは長年果樹を育てている人が加入していて、どんな事をしてきて、どんな結果になったかを聞く事が出来るんだ。
で、私はこの春に400個ほどの林檎、少なくともその位の数に袋をかけてみた。
それはビニールによって内部に腐敗や病気を閉じ込めるように見えたんだけど、そういう事は全然無かったんだ。
ビニール袋は実際の所腐敗や病気、虫などを上手く防いでくれた。
そのうえ、いくつかのレポートには実のサイズも大きくなると報告されていた。
実に色をつけるためには収獲の2週間前くらいに袋を取り除くのがベストだけど、透明の袋を使えば取り除く必要もないだろうな。

3.何時から始めるか
1本の枝に最良の実を1つだけ残して後は摘み取ってしまい、その一週間後には袋かけを始めよう。
袋の中で果実は25セント硬貨くらいの大きさだが、もし虫の被害が大きい土地だったらすぐにでも始めたほうがいい。

4.何を使うか
ジップロックや他の安い袋で、チャックで閉じれるものが使える。
ジップロックを使う場合、林檎にかけやすいようにチャックの上の部分を切っておくほうがいいけど、そうすると開きにくくもなってしまう。
袋の下部には排気用に小さく切り込みを入れておく。
これでホチキスなどを使わずに袋をかけられるというわけだ。
両サイドで結ぶタイプの袋の場合、両サイドを実の上まで引き揚げて、枝ごと林檎の実を包んでしまう。
閉じた部分をホチキスで留める時は小さいサイズのホチキスを使うと良い。
この場合普通の大きさのだと使いにくいからだ。
袋は梯子に登る前、果樹園に出かける前に用意しておく必要がある。
前日にキッチンのテーブルで用意するか、『アメリカン・アイドル』なんかを見ながらでも作れるよ。

5.袋をかけてしまえば、アブラムシなんかに悩まされてない場合を除いてもう農薬をかける事は忘れていい。
果実は熟すまでしっかりと守られている。
袋かけは退屈で大変な作業ではあるが、良い点はそれを一度だけやれば良いということだ。

そうしない場合は、噴霧器で農薬をまくために何度も何度も果樹園を往復する事になる。
虫たちは林檎の周りを右に左に飛び回るだけで、その中にもぐりこむほど賢くはないから、枝と袋の間に隙間があってもそこから入り込まれることはない。
林檎の実がまだ小さくて傷がついてないうちに袋をかけてやれば、シギゾウムシ、蛾、リンゴウジ等に効果があるだろう。

6.今年、私はほとんどのリンゴに袋かけを実施し、実験的にネクタリンにもかけてみて、桃に対しても検討中だ。
ネクタリンに対しては小さいサイズのジップロックを買ってそれを大きなハサミで半分に切り(チャック部分を残して切る)、その後開いてる口を閉じて使っている。
ネクタリン用に小さなバッグを作ったわけだ。
私はネクタリンの木を何本も持っているが、3~5日おきに農薬をまいても毎年大量の蛾に襲われちゃんとした実を収獲できた事は一度も無かったから失うものは何もないんだ。
思うに私のネクタリンは蛾が1つ残らず奪い去っていってるんだろう。
蛾が去った後に残されているのは樹液を滴らせ、これ以上大きくならなくなった小さな実しか残っていないんだ。
もっと小さな袋があれば手作りする必要はないんだが、私がセーフウェイ(ディスカウントストア)で買ったのは地雷だったよ。

7.何度も農薬を撒く事で幾つかの素晴らしい桃を作る事が出来たんだが、カビが生えるといった小さな問題がない限り袋かけでも同様の素晴らしい結果が得られる気がする。
桃の場合はリンゴと同様にチャックの上のベロを切り取ったジップロックを使うつもりだ。
袋かけは時間のかかる作業だが、私の果樹園で農薬を撒く手間から開放される事を考えれば、それはやる価値があると思っているよ。


●フロリダ州、アメリカ
君の袋かけが上手くいって嬉しいよ!
こっちでは大失敗だった。
私は高い日本製の袋を使ったんだが、収獲できたのは袋の中で腐ってしまったグアバだったよ。
その後リスがそれを発見し、袋を取り去って実を盗んでいってしまった。
私が試した袋かけは果実の腐敗を進める原因になったみたいだ。
ここは凄く暖かいから、湿度とビニール袋でそれが促進されたんだな。
NAFEXで見たから袋に穴を開けておいたんだけど。
私にとって一番良かった方法はリンゴと桃の実に黒いスカーフを被せる事だったよ。
リスがそれに気付くのも時間の問題だな。
紙袋でも試してみたんだ。
ビニール袋や専門の袋以上に効果があったんだけど、破けやすいし雨が降るたびに交換する必要があるんだよね。
しかもリスが袋=食料と気付いて、盗んでいっちゃうんだ。
毎日罠をかけ、銃で撃ち殺してるんだけど無限に現れるんだよね。

●ジョージア州、アメリカ
果樹初心者でフラストレーションが溜まっていた所にタイムリーなアドバイスだったよ。
私がリンゴにかけた袋は全て雨の日に接着面から開いてしまったんだ。
そして風が私のベイビー達から半分近くの袋をもぎ取って行ってしまった。
音で(虫や獣を)防ぐべき?農薬を撒くべき?
それとも立ち入り禁止の看板を立てて、丘の上から見張っているべきか?
私はビニールの袋をかけるのは”腐敗”なんかの原因になるんじゃないかと疑っていたけど、ここでポジティブな意見を聞く事が出来たよ。
お店に行って袋を買ってこよう!

●メリーランド州、アメリカ
中部大西洋気候でどのような結果が得られるのかレポートを楽しみにしているよ。

NAFEXで希望の持てるレポートを幾つか読んだんだけど、この辺の地域じゃなかったんだ。
摘果(実が小さいうちにある程度実を減らしておく事)と同時に袋をかけるんだっけ?

●バージニア州、アメリカ
摘果した時は、林檎のサイズがまだ小さかったから袋かけは一週間待つことにしたんだ。
もちろん先に摘果をしておくと、残しておいた実に虫がつくというリスクはある。
袋かけをする時に虫がついた実は取り除いて、問題ない実に袋をかけたんだ。
でも、袋かけが上手く行けば充分ビジネスになるくらいの実は残ってるよ。
そして今、私はネクタリンに小さくした袋をかけたんけど、その時に摘果後の実が蛾にたくさんやられているのを発見した。
蛾は夜の間に活動しているんだ。
袋がそれを防止してくれるはず。

●オレゴン州、アメリカ
太平洋北西部の地域だと、日本製の袋がリンゴに対して凄く上手く機能する事が分かったよ。
もちろん何百もの林檎がある場合は大変な作業だけど、やり方も簡単だ。
たまに実を落としてしまうけどね。
それとリスの害に関しては悩まされてない。
何故なら、袋をかけてない木がそこら中にあって奴らはそっちに群がるから。

私は果樹園の勉強会に行って、そこで梨と林檎の袋かけをしてきたんだ。
みんな数分間で袋をかける方法を学んだよ。
まったく問題なし。

●イリノイ州、アメリカ
ビーニール袋を試しているのが嬉しいよ。
結果が楽しみだ。
私はNAFEXで投稿した本人ではないけど、自分もやってみた方法をやってる人を検索しているんだ。
私が初めてビニール袋を使うテクニックを読んだのは数年前、ミシガンの人の投稿からだった。
それはリンゴウジバエを防ぐためだった。
私は数年間実験しているけど、私の木はまだ若くてそれほど実をつけられないんだよね。
袋かけをすれば、収穫時にリンゴの見た目も綺麗でしっかりしている事にも気付いた。
今年は160個のリンゴに袋をかけたよ。

●メリーランド州、アメリカ
ビニール袋は去年試して上手くいったな。
(私はメリーランド州に住んでいて、米国農務省のリサーチセンターが近くにある)
数週間袋をかけて(虫やその他の問題を防ぎ)、収獲前に木登り鼠(リス)に見つかって、彼らは完璧なリンゴや梨をいくつか楽しんでいたよ(笑)
私は袋をホチキスで留めて、角に小さな穴をあけておいた。
今年は農薬を撒いたにもかかわらず、シギゾウムシが全て食い荒らしてしまったよ。

●アメリカ
まだやってないけど、白いプラスチックの不織布を買って、それを四角く切ってサイドを熱接着した物が保護の機能としてベストだと信じている。
布なら柔らかいし、軽いし、雨も通すだろうから。
それに壊れもしない。
おそらく実を枝ごと包むような大きなサイズでも大丈夫だろう。
色んな食品にブラスチックの不織布がついてるから、誰でも作れるはずだ。
まだ何処でも試されてないのが不思議なくらいだ。
紙だとすぐに溶けてしまうと思うんだよね。

●バージニア州、アメリカ
↑セーフウェイに行けばジップロックが100枚で2.49ドル(200円)なのに、なんでわざわざ時間のかかる方法を試そうとするんだい?
確かに、不織布なら枝ごとカバーできるだろうけど、やりたいのはリンゴに袋をかけることなのでは?
ジップロックはリンゴに被せるのも楽だし(梯子を登る時間をカウントしないで、1回に2分くらいだ)、今のところ上手く行ってる様に見える。
多分今までで一番良いリンゴが作れると思う。
桃とネクタリンに関してはまだ結果待ちだけど、袋なしで試してみようとは思わないな。

●ペンシルバニア州、アメリカ
投稿どおりに袋をかけてみたよ。
ヒントのお陰でジップロックをかけるのは凄く簡単だった。
私のゴールドラッシュ種は軸が凄く短いから、チャックで留めるのは早々に諦めた。
リバティー種は軸が長いから両方で試してみたよ。
私が袋をかけようと思った最初の目的はすす班病を減らすためだったんだ。
去年この事について読んで、週末には100個くらいに袋をかける予定だよ。

●テキサス州、アメリカ
桃にも使えるかどうか知りたいな。
お爺ちゃんの桃に実がなっているのを一度も見た事がないんだ。
充分気にかけて、幾つかの小さな実がつくだけだった。
ああ、それからジップロックには果物が呼吸するための小さな穴を開けるという事だけど、南部の多湿な地域では結露することにならないかな?

●不明
誰か試した人いないかな?
頼むからどうなったか教えてくれ。
私のネクタリンはそろそろ袋をかける時期に来てるんだ。

●バージニア州、アメリカ
↑私はネクタリンに袋をかけてるけど、今のところ上手くいってないな。
枝を伝って虫が入って来て(多分ハサミ虫だと思う)、ネクタリンの皮を貫通して荒らしていた。
ネクタリンは変色して、ペクチンが表面に浮き、最終的には落ちてしまったよ。
100近くの袋かけしたネクタリンが落ちてしまったな。
ネクタリンの場合、袋かけをして農薬も散布する必要があるんだと思う。
ネクタリンは他の何よりも虫を惹きつけるみたいだからね。
リンゴは幾つかは落ちてしまったけど上手くいってるようだし、普通に成長してるっぽい。
桃はまだ判断できないな。
幾つかの桃は袋をかけてすぐに落ちてしまったけど、木にはまだたくさん残っている。
桃に関してもハサミ虫の仕業だと思ってるよ。
桃には袋をかけて、農薬も散布するつもりだ。

●カリフォルニア州、アメリカ
去年、ネクタリンに高価な日本製の袋をかけてみたよ。
袋をかけた果実は色が薄く(袋は不透明だった)、袋をかけてないのに比べて香りも少なかった。
それに袋が天蓋になることによってハサミ虫が大量にやってきたんだ。
ハサミ虫はそういう環境が大好きなんだ。
食料がいっぱいで、安定した温度、高い湿度で鳥などからも身を守ってくれる。
更に不透明な袋によって常に薄暗い。
これ以上何を求めるっていうんだ?
ネクタリンが熟し始めたら釣りに行く事にするよ。
(ネクタリンが)ハイクオリティな生き餌になる事を知ってるからね。
スズキ科の魚はこれに目がないんだ。

●アメリカ
今年、初めて桃を育てるんだけど、袋をかけたほうがいいかな?

●アメリカ
↑イエス。
特にリスを追い払い、木に登らない犬を飼っていない場合は特に。



英語版グーグルで”fruit bagging”でググると、海外でも果物に袋をかけている所が結構あるようです。
日本だと専用の袋が何種類も売られているのですが、海外だとジップロックを使ったり、ビニール袋で枝毎包んだりと様々な方法が用いられています。
日本製の袋で失敗した、というコメントもありましたが、紙と言っても防水性だし亜熱帯~亜寒帯まである日本の気候で袋かけは上手く機能している事を考えると袋のかけかたを間違えているのかも。

ジップロックによる袋かけの手順を説明した動画もありました↓

Apple Bagging Start To Finish


日本の場合はこんな感じです
有機栽培の三谷さん 岡山白桃の袋かけ作業  農マル園芸動画


さて、管理人は以前果樹園で働いていた事があり、その時に袋かけも経験したのですがこれは確かに大変な作業でした。
梨やブドウ等棚を作る果物は常に上を向いていなければならず、慣れるまでは首や肩が痛み、桃など棚を作らない場合は脚立を上り下りしなくてはいけません。
加えて梅雨のシーズンに被っているため雨の中袋かけをする事もしばしあり、合羽の襟や袖口から雨が入り込み、枝から垂れた雫が眼に入ってきます。
しかし、立派な果実にするために袋かけは無くてはならない作業です。
何より、袋かけをする事で大きな実が育つのを見るのはかなりワクワクします。
ちなみに袋をかけても蛾に吸われる実は幾つか出てしまい、そうなると加工用か自家用にするしかないのですが、蛾はその木の中でも特に美味い実を狙ってくるので、そうやって自家用になった実は普通に出荷する物よりも美味しかったり。

ちなみに、果樹用の袋は刑務所で受刑者が作っている事もあるようで、とあるコラムによるとホリエモンの服役している刑務所でも果樹用の袋を作っているからホリエモンもその袋を作る作業をするかも、との事。
今年売られる果物はホリエモンの作った袋がかけられているのかも。




ロイヤルガストロ 桃の詰め合わせ 桃王国 1.5kg前後 特上・中玉6個入り
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山形・山梨県産種無しぶどうデラウエア2kg12~20房入り
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MARSOL 果実袋 桃用 100枚入 135X175mm
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ジップロック フリーザーバッグ 大 36枚入
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まったく果樹園とか興味ないけど
凄く記事や翻訳の内容が興味深くて面白いと思った。
ありがとうございます。

何でも作物を育てるのは大変なんだなぁ

日本では鳥や虫が主な害獣だけど
海外じゃリスなのか
俺が知らないだけで日本でもリス害あるのかな?

とりあえず読んでて思ったのがここの翻訳ネタの幅広さ

作物を育てるという事が如何に大変かは知っていたけど、改めて確認させられて、そして素晴らしい仕事だと実感させられたな。
これからも、農家の方々の作った作物に感謝しないと。

ニホンリスなんかが居るところには居るけど、そもそも棲む場所が松林で、食性も松の実だったりするから、それによる害ってのは無いのでは。
齧歯類による害と言えば、やはりネズミだろうね。果樹ではあまり無いだろうけど、イチゴとかメロンとかは結構深刻。

この記事は素晴らしい。素人が立ち入れない専門性があってしかも興味深い。ベストワンです。

>リス被害

ハガレン作者の実体験農家マンガで
北海道の畑でのリス被害が描かれてた。
メロンやトウモロコシの中身が空になってたりするそうな。
対策はぬこ飼い。

ホリエモン袋ワロタw

アメリカは大工や農耕のテレビ番組が盛んだね
日本は食い物しかテレビ番組がないので羨ましい

トウモロコシの作付前に
巨大なアンモニアのタンクで土にアンモニアを直接吹き付ける作業はびっくりした
日本のほうも学ぶことは多い

マ、マニアックw
でも特定分野の専門性が高いネタ好きだ
こういう海外の反応のネタは珍しいね~
新鮮ですごく面白いよ!
ありがとう管理人、これからも他と一味違う角度でディープにやってくれたら嬉しいよ

日本の果物は値段高すぎるけど、それに見合った苦労が生産者にはあるんだな・・・
恥ずかしながら、蛾が実を吸うっていうことを今初めて知った
やっぱ虫が食べたがるものほど味はおいしいのか
おまけに安全っていう証明でもあるもんな
スーパーの野菜や果物が虫食いを嫌って見た目重視になってから味が落ちた
それも同じ原理なのかな

果樹園で袋がけのバイト一日だけやったことあるよ。
暑くて大変ではあったけど、鳥の雛見つけたり休憩にアイス食べたりと楽しかった。
まぁ一日だけだから楽しい思い出になってる。

幹から枝に沿って時計回り、とかきっちり決めてやらないと見落とすんだよね
そうやっててもいくつか見落として、後でフォローするはめになるんだけど(´・ω・`)

向きや閉じ方が悪いと、中に水が溜まって水焼けになったりするし、
つける際に手間取ると軸が弱るし、手早く丁寧に付けられる本職の人はすげえ

こういう専門性の高い記事はかなり興味がわきますね。
原文とも楽しく見させていただきました、感謝です。

海外はアマチュアでも大量の樹を持ってるんだねwスケールが違う。
気候が違えば、やりかたも変わってくる。美味しいものを作るって大変だ。

ウチが東北のリンゴ県にある田舎なんで、昔から通学路の途中にある
リンゴ畑で普通に袋のかかったリンゴの生った樹を見てきたから、もっと
ポピュラーな農法かと普通に思ってたよ・・・。

庭にゆず植えてるんだけど、中々実がならないんだよね
収穫できない年も結構ある。
虫に葉っぱくわれまくるし、花もつかなかったり。

ここ数年近所では駐車場の軒先で葡萄栽培がはやってる
きちんと袋かけしてるおうちもけっこうあって「本格的だな~」と感心してしまうが
海外もがんばってるんだな

農林大学校出な俺は数回ミカンの収獲のバイトと
ナシの摘果の手伝いしたことあるから肩とかのしんどさはよく分かるよw

ビニール袋で代用できないのかな~と思ってたけど、そうかチャック付きの袋か・・・

ブランド品として付加価値を付けるために少量の果実に袋をかけるのはいいけど
あっちみたいに広大な農地にちまちまつけてはられないだろうな。
家庭用といったところか。

興味深くて面白い記事でした、管理人さんGJです。
あちらでは個人でも結構な規模の果樹を持っているのですね、うらやましい。

アメリカの親父さん方のDIYものって面白いですよね
ロケットストーブにハマってる人のやつを前にたくさん追いかけて観たことがありますわ
あとはアウトドア用のアルコールストーブも面白かったです

>日本は食い物しかテレビ番組がないので羨ましい
いや、日曜のゴールデンタイムで鉄腕DASHやってるじゃん。
NHK教育でも複数ある。
隣の芝が青く見えるといっても無理があるぞw

思ってたより真面目な内容だった
今回の記事は変わってて面白いね

農家の悩みは世界共通なんだね。
しかしまじめに働いてる人達が嘆くような反日行政とか人の上前をピンハネしてボロ儲けしてる商売が優遇される世の中になってしまうのは本当に残念だ。
USAも農業大国だけどウォール街など数値のやり取りでボロ儲けするハゲタカが米国を荒らしまくってすっかり各種産業がボロボロになってしまったね。

管理人さんグッドタイミングなネタをありがとうございます。。
我が家にもりんごとネクタリンがあり袋がけをどうしようか考えていたところでした。ジップロックを利用するというのは目からうろこでした。
今年はこれを試してみます。

管理人さんのアンテナすげえって思ったら果樹園で働いてたことあるのか
俺は夏休みのバイトで北海道に酪農バイトいった事あるわ
あまりの環境の悪さに悪印象しか残ってないけどね

代わりに作物泥棒避けの良い方法を伝授して欲しいもんだな。
銃以外で。

なんつーマニアックなネタだと思ったけど

>管理人は以前果樹園で働いていた事があり

なるほどw

なかなか興味深い記事でした。
海外の園芸家も新しい技術を取り入れて、よりよい園芸ライフを真剣に楽しんでるのが伝わってきます。
袋掛けは湿気が多い日本だと中が蒸れないのか?
と前々から疑問に思ってましたが、日本製の袋でも腐ってしまうなんて報告があると、
農家の方の創意工夫があるんでしょうね。興味深いです

なにこの世界的なムーブメント
透明な袋は素人頭には中身も確認できて良さ気な気もするが、やはりデメリットがあるんだろうか?
面白いねぇ・・・

りんごの採れる県で小中と育ったけど、なぜか義務教育で
りんご農家見学に行ったのを思い出した ノスタルジー
こうやって見ると農家の人が元を取るってのは大変なんだな……

おもしろい記事をありがとうです

いきなりニッチな話題だなw
俺が管理人なら突如ギターアンプの論評をするくらいの変化球かw俺はアニメとアンプならいくらでも語るけど農業は全くもってサッパリだわw
まず「ネクタリン」が一体何なのか調べることから始めないといけないw
滋養強壮剤かと思ったけど(それはないとして)あー、確かリンゴの品種名だっけ?

果実の単価が高い日本だからこそ普及したやり方だろうね

カラスには無力なのよね

管理人の知性がネタに反映されるなw

果物ひとつひとつに袋・・・大変な作業だよなぁ。
腰と肩の負担が凄そうだ。

自家消費用にあえて袋をつけず、直射日光で火傷させるってのを見たな。ケロイドができたりんごって美味いんだってよ。

果樹園に限らず農業って大変なんだよねえ
趣味でやってる分にはいいけど、食っていくとなったらそれはもう

労働力確保が大変で、外国人研修生が多い分野
移民ではなく3年くらい期間限定なんで、一律に非難するのは勘弁してあげて

子供のころ田舎に住んでたけどよく見たなコレ
日本にしかなかったの?20年くらい前から見た気がするけど

透明な袋だと日焼けしちまうんだわ
日焼けすると値が付かない果物って結構ある

親父が青果市場で働いてるから、小さい頃からたくさんの野菜や果物、花、そしてそれを作る農家さんを見てきた
最近TPPとかで農家が槍玉にあげられてるけど、あら、大変な仕事だよ
企業が入れば~とか言ってるいるけど、ノウハウや流通網ひとつとったって再現できねぇよ
大手のスーパーチェーンだって自分達でまかないきれないで、結局助けてくれって泣きついてきたんだから
消費者の人も安かろう悪かろうに飛び付くんじゃなくて、ひとつひとつ国内の産物を正当に評価して欲しい
それが結局は健康で味覚の豊かな子供たちをつくると思うんだけど

面白い記事だった。

袋掛けとか、全然、関心なくてどうでもよくて
「農家の人たいへんだ~」「果物高いはずだ」
くらいに思ってただけだけど、
この海外の翻訳記事から、逆輸入的(?)に
その工夫や、成果を理解した。

動画も、1個1個、林檎の違いを見ると、
奇麗にできたのを、大事に撫で回したくなる。
(動画の生産者は虫食いもちゃんと扱ってたけど)

あと今までは「なぜ海外ではすぐ農薬を使うのか?」
「いろいろ手抜き、ただの乱暴」と思っていたのが、
やりとり読んで、そういうイメージも変わった。

特に考えた事も無かったが、袋かけって珍しい技法なのか・・・

りんごに袋掛けすると味落ちない? 袋掛けしないりんごを毎年取り寄せているけど、市販品とは明らかに味が違う。甘さも酸味も風味も袋掛けしない方が断然美味しい。

盗人集団リスの被害が深刻なのか…想像すると可愛いんだけどな。
確かに育てていたイチゴがヤマバトに食われたことがあったけど、憎しみしかないかもw

すごく面白い記事だった!
これからもお願いします。

興味深く面白い記事でした
何事もトライ&エラーの様子はおもしろい

専攻違うけど農学齧ってた自分としてはストライクな話題です
翻訳ありがとうございます

>2012-05-18 10:07
専門違った上に昔のことでうろ覚えなんですが、
一般的に言って有袋栽培(袋かけ)は無袋栽培より味が落ちると言われています
ただリンゴについては酵素活性などは低下するが糖蓄積量は変わらないというデータもあったと思います
今の知見と違ったりしたらごめんなさい


風土や生息している生物によって向き不向きがあるんだね。
袋の掛け方自体を間違えている人も多そうだけど、こういう実験データが多数得られるのは良いことだ。
とても面白い記事でした。

まあリスや小鳥の害獣被害は我慢できる。
一定数は被害にあうってのも計算のうち。
でも我慢ならないのは盗人だよ。熊にでもおそわれればいいのに。

外人って手先が不器用だから大変そうだなー

昔、庭の桃と琵琶に爺ちゃんが袋がけするときは、
婆ちゃんが週刊誌をパラして袋にしたやつでやってたな

そんなぞんざいな袋でもじゅうぶんおいしい実になってた

最初アメリカ農家の情報交換かと思ってたんですが、『園芸家』なんですね…。(まあスレタイにはっきり書いてあるんですが…。)むこうは果樹が百本だとか趣味にしてもスケールが違いますね。

アメリカは土地広くていいなw
林檎の木とか桃の木なんて植えらんねぇよ…
神奈川の少しばかりの土地で、ブルーベリーとかが関の山だす

蛾は食い破る性質あるから、殺虫剤は「減らせても、なくせない」よ。
殺虫剤は、”虫を見つけたら”で良いから、防除してください。

日本ではモスピランなんかが有名ですね。

袋掛けないリンゴがおいしいと感じるのは…

今の日本の大規模農家さんは、袋かけしませんよ。
その代わり、サビや傷、日焼けが出来たら、どんどん落とします。

リンゴの摘果の目安では、一つの実に60~80枚の葉が必要とか言われていますが、
農家さんは、付けすぎてる人多いですね。
更に台木の種類や肥料、気象などにも左右されますが。

面白かった

>2012-05-18 11:10
>2012-05-18 19:44

 情報どうもありがとうございます。
 自分が取り寄せているのは、つる割れと普通の両方を箱ごとです。つる割れはおいといて、普通のでさえ、市販品より圧倒的に甘くて美味しいです。良く熟れてから収穫しているとのことで、そのせいもあるのかも知れません。あるいは相当腕の良い農園業者ってことなんでしょうか。

近所のナシ園は袋かけせずに防蛾灯で害虫対策してるな
格好は悪くなるが糖度は袋掛しないほうが高いんだそうな

紙自体に殺虫成分が織り込まれてて殺虫剤散布する必要性のない、通気性の専用袋。
そんなのを発売すれば、ヒット商品にならないかな

最近日本では外来種のリスが増えて在来種のリスが減ってきてるらしい

なんでビニール袋なんだ。
直射日光をよけないと意味無いだろ。。。。
水滴で皮が焼けたり割れたり腐ったりするから。。。
外国人はあんまり理解してないのじゃないだろうか。。
後、全部にかけるのでなく鳥害用にわざと先っぽの
甘くならない実は袋をかけないで置いておく手法もある。
農薬撒くなよ、木酸撒けよな、果物だぞ。

農業って試行錯誤の連続なんだね、作り手の苦労を知らずにすぐ食べきってしまうけど
相当の努力や苦労があるもんなんだね。

三谷さんの袋がけハエーな
叔父の手伝いで俺も土日にやるけどここまではとても…
叔父は慣れの問題の一言だけどそれ抜きでも賞賛です、ハイ

面白かったです
また他のところが取り上げないようなネタを楽しみにしてます

興味深い話題だね
個人的にまったく知識のない分野だけど、楽しい記事でした

こうやって独特の繋がりで、新鮮な切り口が出てくるというのも
個人サイトの面白みだと思う

>北海道の畑でのリス被害が描かれてた。 メロンやトウモロコシの中身が空になってたりするそうな。 対策はぬこ飼い。

猫がどんだけかわいくても苦手な理由がこれ↑
ネズミや鳥を捕まえて遊んでるのを何度か小さい時に見たので、ドジそうな家猫でもそのイメージが抜けない
農家でわざわざ対策用に飼ってるなら放し飼いしてるんだろうね
半死状態の血まみれのりすタンを口からぶら下げてるのを見たくない

2012-05-19 12:20

何甘っちょいろいこと言ってるんだよ。
そんなくだらないことで生き物を嫌えるってお目出度いな。

かわいいからかわいそうだからってまるで愛護団体だな。
自分の好きでかわいいと思う生き物の保護だけを願うエゴイスト

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動物保護とか無関係で話したらダメなんかい

猫が好きでも野良猫とかどんどん殺処分してほしいけど
もちろん動物保護とかまったく関係ない

リスにはリス返しを作ったらどうなの?

日本では、リスと言うと可愛いイメージがあるんだけど、
アメリカでのそれは、野ねずみと同じですよ。
農作物への被害意外にも、伝染病のキャリアだったりするので。

リンゴの台木は、ネズミが大好きで…。 苗って、高いのに…。

> 紙自体に殺虫成分が織り込まれてて殺虫剤散布する必要性のない、通気性の専用袋。

殺菌剤が塗布されてる袋なら、すでに市販されていますよw

>>3
自分の所ではネズミとかイタチだけど、北海道だとエゾリスが食うからリスは害獣です
可愛いけど農家からすれば憎き相手
でも可愛い

父が趣味で葡萄を育ててるんだが
毎年袋をかけてたから最もポピュラーな栽培方法かと思ってたわ
世界は広いね
漫画の話もいいけれど、こういう農業もすごく興味深い
おもしろい記事をありがとうございました

何処の国でも仕事とかに対して親権に議論しあったり技術を教えあったりしてるのって面白い

袋の開発からはじめれば良いよ

そろそろ色付いたブルーベリーに100均の茶漉し袋かける作業が始まるお・・・

農薬撒いたら農薬着いてない実に虫が集合しないのかな

桃もりんご、ブドウもアメリカのマズイんだよね。この手のは日本のがすごくうまい。
オレンジはかなわないけど。
袋で少しはおいしいのがでてくるのかなー

1個1個に袋をかけるなんてやっぱり日本人はクレイジーだ!!

って反応かと思ったら全然逆だった
意外でした

●地域によって全く変わるから、現地で試行錯誤するしかないんだけど・・・

確かに、色々間違えてるみたいですねw
農業アマチュアの人達の会話かな? ビニールは湿気の多い所は無理に決まってるやん。 日本の袋は、雨が降るたび破れたりしないしw まぁ、色んなのがあるけど。

向こうでも、果実のプロがいるでしょ。 技術だってあるんじゃないの? 果物は、放ったらかしで育てて機械でバーッと収穫って訳に行かないと思うし。 適当じゃ育たないよね。

なんか園芸にいそしむ人たちってかわいくて素敵。

昔庭に桃の木があって、花の後の時期に新聞紙で袋つくって袋かけしてたよ。
袋は普通の新聞紙を糊付けしたものだったけど、ぬれても別にそのままで大丈夫だった。
自家用でせいぜい30個くらいだったから、適当にきゃっきゃしながらやってたけど、出荷用の本格的に作ってる農家さんは数が違うし見た目も大事だから、大仕事だろうなって思う。

>>8
そのぬこは狐が喰ってしまうと

しかしハサミムシって木に登るんか?
石の裏に居る奴しかイメージできん

素晴らしい翻訳でした。
質、量ともに読み応えがありました。

ネタ探しがうまいですね。

今年も袋掛けの時期だなと思いながら、うん?にほんだけ?と思ったら馴染みのこちらがw

ジップロックは無理だわー試してみようとすら思えないけどあらためて気候の違いって大きいんだなぁ。
>不織布を熱接着~ジップロックがあるじゃない。
怖いもんなしだなこの人w

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