「これはもう芸術だな」日本の伝統的木組み工法を見た海外の反応

木組み

日本で昔から行われている木造工法は柱や梁を組み合わせる時、材木に穴や鍵を作ってそれらを嵌め合わせて建てていきます。
そんな日本の木組み工法を紹介した動画を見た海外の反応です。

※どうやらアメリカの専門学校か何かでの実習の様子を撮ったもののようです。
※Joineryは建具、指物という意味なのですがあえて木組みと訳しています

木組み工法についてはこちらのサイトで詳しく紹介しています。
http://www9.ocn.ne.jp/~kinoie/tradition.html
http://www9.ocn.ne.jp/~kinoie/tradition2.html

Japanese Joinery



↓この動画につけられたコメント

●アメリカ:53歳
魅力的だ。
君らはどこの国の人なんだ?
何を作ってるんだ?
もっと見せてくれ。

●アメリカ:27歳(動画主)
↑サンクス。
僕らは文書で書くよりもこういう動画を作ろうと決めた単なる建築学科の学生達さ。

●メキシコ:35歳
ワンダフル!
私は日本の木組みについてもっと詳細に学びたいと思っていて、これが初めて見つけた物なんだ。
これだけの種類で建てるのかな?
他にもあるのかい?

●アメリカ:27歳(動画主)
留め具を使用しない木組み方法はもっともっとあるよ。
地元の図書館に行ってみるか、Amazonで”japanese joinery”で検索してみてくれ。

●アメリカ:34歳
いつだったか、ガールフレンドに日本の建築には一つもラフな所がないと話した事があるんだ。
しかもベニアや板さえも使わない。
自分はあまり賞賛する性質じゃないんだが、これには感心したよ。
こういう物を見るのは初めてだ。サンクス。
アートはこうやって始るんだな…

●アメリカ:42歳
これは素晴らしい。
印象的な木組みだね。
この動画を作ってくれてありがとう!

●28歳
本当に感心した。
自分は木工大工1年目の見習いなんだ。
この仕事を気に入ってるよ。

●フィリピン:28歳
グレートジョブ!
これは本当に容易く日本の建築方法が学べるよ…
文書じゃなくてこういう物を作るのは本当に素晴らしいアイディアだね。
日本人は本当に素晴らしい技術家だし、君らだって絶対にそうなるよ!
素晴らしかった!

●38歳
これは木工なんかじゃない、芸術だ。
自分もほんの少しでも木工について学びたいものだね。
サンクス。

●ポートラ・バレー、カリフォルニア州、アメリカ
凄くナイスだ。
でも西洋の道具を日本の木組みに使うのはちょっと使いにくそうだな。

●アメリカ:62歳
これは凄いね。
私なんか鋸で木を真っ直ぐに切るのがかろうじて出来るくらいだよ。

●オレゴン州、アメリカ
日本人ってのはパズルを作るのが得意なんだな。

●イギリス:61歳
1:10あたり、うっかり手を滑らしたらハラキリしちゃうな。
木組み3

●アメリカ:25歳
これは凄く面白いビデオだ。
でもティンバーフレーム(西洋の木造建築構造)の方がもっとしっかりしてるように思うな。

●オーストリア
↑ティンバーフレームは伝統的日本建築には全然敵わないよ。
アメリカでトルネードに襲われた後の家を見てみなって。
日本の家は柔軟で耐久性があるんだ。
ティンバーフレームなんて知識のない人が構造材パネルを張り合わせて作ってるだけだ。

●アメリカ:25歳
その言葉をストレートに受け取ると、君はティンバーフレームと普通の板張りの家を比較して無いか?

●ポルトガル:49歳
何でこんなに盛大な時間の無駄を。
もっと単純でシンプルな組み合わせを出来るし、木材よりも遥かに強力な接着剤だってあるじゃないか!
それでも印象的な技術ではあるけどね。

●オーストリア
↑その疑問に答えよう
1.この構造は、破壊することなく分解・修復が出来る
2.このジョイントは素晴らしく柔軟なんだ。地震のある国に住む上でこれはは重要な事だよ。

君の考えは少々短絡的で馬鹿げてもいる。
接着剤は寿命が短いんだ。
ここで紹介されている木組みは何百年も持つ。
私の国で1800年代に建てられた家は完璧木造で、釘もネジも接着剤も使われていないよ。
しかもまだ使っているんだ。
近代建築は50年も経てばゴミになってしまうんだよ。

●ポルトガル:49歳
↑君の情熱的なコメントは理解したし、敬意を表しよう。
それに君が正しいし、もし君の気を悪くしたのなら謝ろう。
何もかも君がベストだ。

●ブラジル:29歳
↑今でも君のような人がいる事を知れてハッピーだよ。

●オランダ:54歳
日本人が釘を使わない理由は他にもあるんだ。
彼らの住むところは場合によっては水位が大きく変わったりもするから金属の部品だとすぐに腐食してしまうんだな。

●ペルー:26歳
>その疑問に答えよう
これはアメージングだ!
自分は建築学を勉強してて、日本の建築テクニックに関する本や動画を探してたんだよ。お願いだから助けてくれ…何処に行けばそういう情報を手に入れられるんだい?
もしそういう教材があれば、明日の大学でのプレゼンテーションに使えるんだけど。
ともかく、単位のためだけじゃなく、自分の知識のためにも学びたいんだ。
…もし本や情報を共有してくれればファンタスティックなんだが…

●インド:42歳
この動画をありがとう…
この技術がどこから持ち込まれたのか気になってるんだ…
中国は唐の時代素晴らしい建築技術を持っていて、日本はそれに影響を受けている…
木を使った巨大な屋敷や仏塔が作られ、そこに熟練の技術者が携わった事は地震にも耐えたことから見て取れる…
今じゃその残滓は日本でしか見られないんだよな。

●ギリシャ
その努力に敬意を表するよ。
構造体の紹介にもなっている素晴らしいサンプルだ。

●イギリス:32歳
凄く印象的だった!

●アメリカ:22歳
木組みの忍者マンだな。

●アメリカ
超複雑かつ印象的な木組みだな。
こういうのに触れた事のある職人だってそう多くないはずだ。
でも、”好奇心”や”挑戦”以外のものでこういった類の苦痛に立ち向かう事は出来ないだろうな。
これよりも難しくなく、時間もかからず、それでいて充分機能する方法は他にたくさんあるからね。
それでも、この木を組み合わせたプロジェクトは楽しかったし尊敬するよ。
君らに脱帽だ!

●アメリカ:22歳
この木組みは何て呼ばれているんだろう?

●ベルギー:52歳
凄く良い木組みだ。
良いテクニックだよ。

●不明
オープニングのアニメーションはアメージングだったし、その過程は面白かった。

●アメリカ:54歳
ワオ、これはアメージングなデモンストレーションだね。

●ルーマニア:38歳
ビューティフルな技術だ…
共有してくれてサンクス!

●スウェーデン:28歳
単純に凄い!
凄く時間がかかってるっぽいけど、そのエレガンスさが好きだ!

●デンマーク:29歳
その鉋(かんな)は何処で買えるんだ?

●アメリカ:43歳
クソ馬鹿でかいパズルだな。
エクセレント。

●アメリカ
私は木工家であり、君はこういう物を作る前に充分なスキルを積んでいると言う事が出来るよ。
『Japanese Joinery』は興味がある人にとって素晴らしい本だよね。
ナイスビデオだった。

●不明
”独創的”はまだ控えめな表現だな。

●アメリカ:26歳
カブキ・ミュージックがいいね。

●イギリス:44歳
良い仕事してるね。
他に言う事があるとしたら、トラディショナルな木組みではあるけど、切るのは電動工具とか現代の道具を使った方がスピードアップになるんじゃないかな。

●カナダ:54歳
これは実際に使うものではないけど、技術のサンプルとしてはかなり良いね。
日本だとこういった職業は芸術の1つとして捉えられてるんだよね。
君の作品にどう敬意を表したら良いか、言葉も出ないよ。

●ハンガリー:31歳
凄くマーベラス、ビューティフルな日本の木組みだね。
私、日本の木組みを学ぶ事に凄く興味があるんだ。
どうやったら学ぶ事が出来るのか教えて欲しいな。

●アメリカ:56歳
60年代、私は子供で父親は横田基地に駐留していた。
だから、私は見れる限りの建築物を見る事が出来たよ。
建物はそれほど派手じゃなかったけど、あらゆる所にホゾ穴がついていた。
竹で組んだ格子と漆喰が壁を飾っていたよ。
私は極上のツールボックスを持った男に出会ったんだが、彼は瞬く間に木刀を作ってのけたよ。
海賊が武器を取る時間も無い位だった。





コメントにあるように米Amazonで”Japanese Joinery”で検索してみました。
木組み2

確かに数多く出版されているようです。
それだけ日本の木組みが特徴的ということでしょうか。
西洋にも木造建築の技法があり、それはティンバーフレームと呼ばれていて、こちらも釘などは使わずに建てる事が可能なようです。
http://www.yonezawasawmill.com/works/kinoie3.html

昔の日本の大工さんは家を建てる時は建てる場所の近くの山で採れた材木を使い、家の北側に使う柱は山の北側に生えていた木を使ったとか。
(そうする事で家が長持ちするらしいです)
先人の知恵には驚かされるばかりです。
最近は軽量鉄骨を使った家が多く、耐震や耐火を考えればそちらの方がいいのかもしれませんが、やはり木造の日本家屋は憧れです。
特に縁側がある家。




木組み・継手と組手の技法
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木に学べ―法隆寺・薬師寺の美 (小学館文庫)
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木造迷宮 7 (リュウコミックス)
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ファイ・ブレイン ソリッドスター
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非公開コメント

残滓は悪い意味なので名残などとすべき

爺さんの家はガワだけ壊して大黒柱はそのまんまで再建してたな

>海賊が武器を取る時間も無い位だった

この表現いいなw

設計図もなしに作っていくところなんかは、日本人だって驚嘆する。

昔の人はほんとすごいな
ネジも釘も無い時代に造られた技術が今もこうして残ってるんだもんな

木組みには他にも沢山やり方があるよ
一番シンプルなのは神社の鳥居かな
くさびを打ち込んで固定するやつ
欧米のログハウスより単純だ
木組みのやり方は用途や素材によっても変わるのだろう

父親が宮大工だからよくこういう物研究してる姿をよく見てたなぁ

今はルーター使えるからだいぶ楽だ。

中国って木造建築残ってんの?

生まれも育ちもマンションな自分は一軒家に憧れはあるけれど、たぶんマトモに手入れができずに家の寿命を縮めてしまうんだろうな。

>●ペルー:26歳くん
翌日のプレゼンなのにまず資料集めから始めなきゃならないなら、徹夜しても速読しても絶対に間に合わんぞw

縁側でお茶を啜りたい

家は建てる近くの木を使えってのは聞いたことがあるな
職人の本を読んだことがあるが、デザイナー気取りが見た目重視で
橋に秋田杉(油が少ないので腐りやすい)を使ってアホかと思った、という話がある

昔の中国は優れた文化を日本へ伝えてくれたのに、
今ではすぐ壊れる粗悪品を作り出しては笑い者になってる。
どうしてそうなっちゃたのかね・・・

この動画はわかりやすくて面白かった

>父親が宮大工だからよくこういう物研究してる姿をよく見てたなぁ

子供の頃、木組みの建築物を建て直す宮大工の番組を見て、
わけもわからず憧れたな。特別な職業って感じだ。

うちの親父は神輿の制作や修復を行っていたので
小さい時に良く作業を見て手伝って(邪魔して)たな
地域や神社名を言うと名前まで判ってしまう狭い世界だから
言えないが残念ながら自分には才能が無く後を継げなかった

電動工具じゃ無理なんだよ・・・!

今は工作機械があるから
組木加工は楽になったんだろうな。

建てる場所の近くの木を使うのは、やっぱその場所に合うように成長してるからなんだろうかね。
城とかは、当時の技術の最高傑作なんだろうなぁ。 姫路城とか素晴らしい。

電動工具だと接合面が水吸うからすぐ腐食するんだ
だから表面処理も研磨ではなくて鉋

この人たちに唐招提寺の平成の大修理のドキュメンタリーを見せたいなぁ
完全にバラバラにして部品単位で修復した上で元通りになって行く過程は凄かった
あんなことやってるのって日本くらいじゃないか?

知り合いが大学院でこれを勉強している。
地域によっても色々な部分で違いがあり、気候に合わせた変化や文化による変化があるらしい。
ただそれを調べるには古い家屋を買い取り分解しなくてはいけないので、なかなか手が出せないまま
技術や文化が失われていっているらしい。
わずかな額でも寄付してくれると凄く助かるって言ってた。

>●オレゴン州、アメリカ
>日本人ってのはパズルを作るのが得意なんだな。

箱根細工を弄らせてみたいね。

外国人はすごいすごいってもてはやすけど
皮肉にも日本じゃ木組み大工とか減ってるからな
寺院の補修作業できる大工も日本じゃほんの一握り
こういう伝統的で世界に発信できる技術があるのに生かせてないよな日本は

外国人に日本の文化や技術、人柄とか褒められるの嬉しいのは分かるけど
何かこういうの毎度毎度やってたら 寒くないか

ティンバーフレームは凹凸が出ない様にシンプルにハメ込んだだけで、
一定方向のみには強くても別方向から弱い。
特に縦揺れの地震なら外れて崩れるのも多いだろう。
その点、日本の伝統工法は耐震性も考えて複雑に細かなホゾで、
はめ込むことで上下左右からの力が掛かるのも考慮してるんだよな。

釘や金型で補強すれば簡単だけど金属だと湿度の高い日本では結露して
木材を腐らす原因にもなって耐久性が劣るから、木材のみで建築するのって
とても理に適ってる。

中国もこういう耐震的に考えられた建築技術が用いられてたの?

本国日本では反日デフレ政策もあってどんどん衰退してる日本家屋、海外で評価されているのと対比しても悲しい事だね。
少し前に金剛組だか数百年の伝統を持つ宮大工の会社が倒産したそうだけども、反日国に金をばらまかずに日本文化保護につかっていればこんな事にはならなかっただろうね。
一度途切れた血統や伝統は元に戻らないし、反日活動ってのはそれが狙いの軍事活動だからね・・・

みんないろいろ心配してるようだけど
こうゆう技術は日本国内に常に研究者もいるし
宮大工の専門学校だってあるんだから
そこまで国内で廃れてる技術じゃないよ

この動画のコメント主達は他の国の文化を褒めるのがなんて上手いんだ
アメージングだわほんと大半のコメントに配慮の心が感じられ
リップサービスの要素が強いとは思って読んでるんだが自然とハッピー
な気分にさせてくれる。

日本人も掲示板に書き込むコメはこうでなきゃならんだろうね。
勉強になりました。

金物使うと木が負けるから地震で緩むんだよな。
木組みだとフレームは緩まないけどたっけーからなー。
あー、木組みでも壁は地震で削れるので放置すると隙間風な。

現代でもほとんどの家にが「在来軸組工法」といって
昔ながらの木組みが進化したものが使われてるよ
外見は洋風の建物でも木造建築であれば多くの部分に木組みがある
もちろん、動画みたいに「釘を一本も使わない」とかじゃないけどね
種類もいっぱいあるよ
byリフォーム屋さん

今はコストにあわないとか火災なんとかの規準に合わないとかで殆どが失われていく技術
こういうのが本当の財産なのにねぇ

ポルトガル49歳の潔さwww

>私は極上のツールボックスを持った男に出会ったんだが、彼は瞬く間に木刀を作ってのけたよ。
>海賊が武器を取る時間も無い位だった。

カッコイイー
こういうナイスガイには憧れる。

紙と木で出来た小屋とかいって、焼夷弾で丸焼きにしたのもこいつらだがな

日本て本当にあらゆる分野で独自の伝統文化が継承されているね。

そりゃあ歴史も文化も何もないお隣の乞食民族が嫉妬ファビョンするわけだよw

こんな技術どうせすぐ
後継者不足で使える職人なんか日本にはいなくなるよ

パズルみたいで面白いな

後継者不足ではあろうけど、そんな中いつも誰かがガンコに技術を守り通してくれたからこそ、今我々は豊かな伝統文化の中に暮らしている。
「どうせすぐ無くなる」なんてことは、まずない。
誰かに寄りかからず、自分たちも買い支えなどの協力をしなければならないとは思うが。

>日本の文化や技術、人柄とか褒められるの嬉しいのは分かるけど、こういうの毎度毎度やってたら 寒くないか
>こんな技術どうせすぐ 後継者不足で使える職人なんか日本にはいなくなるよ

だからこそ、こんな動画で技を継ぎたいと思う人が一人でも出て来れば良いんじゃないか。
そうやって先人達が繋いで来てくれたからこそ、中朝人とは違うと言う敬意が有るんだから。

49歳ポルトガル人の素直さに感動した

近代化が進んでもこういう伝統はいつまでも残っていてほしいな。

昔ながらの木組みなんて今の若い大工では無理なんじゃないか
2×4住宅が増えてるし、釘よりインパクトを使ったビス止めが主流なんだから
木組みが出来るとしたら宮大工か昔の職人に習った大工くらいなもんだろ

ある意味昔の技術はオーパーツ的なものになっているしなぁ。
例えば、数百年後になって屋根が落ち着くように設計された建築物や、五重塔とか今建てろと言われると無理なように。
残念ながら過去のクレイジーな技術ってあまり残ってないよ。

確かに、日本の木造建築の技術って凄いよな。
1000年以上前に建造されたにも関わらず、残っている建築物だってあるんだし。
こういう日本人らしい技術は、後世に残ってほしいものだ。

昔からある工法だけどこれらの一番の利点は長く真っ直ぐな木材じゃなくても
短い木材を何本か継ぐことで好きなように長さや太さを調節できる点
組み方も色々で、組んでから90度回すことで外れなくさせるパズルじみた組み方や
外から見たらどう組んであるのか全くわからない組み方なんかもあり大工の腕の見せ所だったらしい

しかし今ではそこそこ良質な木材が安価で手に入るようになったことや
40~50年ほど持てば十分という昔とは異なる設計思想、
工法自体も「早く安く簡単に」が建築の主流になり、失われつつある技術だね

経験に頼る理論的ではない技術。
しかし、これを後世に伝えるのは難しい。
書物に残しただけでは中国の二の舞であり、人と人との間でしっかりと継承されなくてはならない。
しかし現状では、世襲を叩き、マニュアル化する社会は、まさしく中国化する日本だ。

技術伝承なら式年遷宮は世界的にもユニークだろうね
このおかげで残ってる技術は多そう
ただあまりに概念が独創的過ぎて世界遺産の候補になれないのは残念だ

日本の伝統文化が好きなら幾らか寄付してやれよ


>少し前に金剛組だか数百年の伝統を持つ宮大工の会社が倒産したそうだけども
>一度途切れた血統や伝統は元に戻らない

>後継者不足ではあろうけど

金剛組は松建設の支援により松建設傘下の株式会社金剛組
として現在は本業の宮大工に立ち戻り、100人以上の宮大工を抱えている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E5%89%9B%E7%B5%84

とりあえずは大丈夫なようです。

蛇足ながら創業は西暦578年とされていますから数百年ではなく千数百年(正確には今年で1434年)
になりますね。

木組みの技術が、福島第一原発を覆うカバーの骨組みに使われているという……

http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20111212/555991/

伝統技術を鉄骨に応用した事例。

近代建築の方が簡便で安価で優れているということで伝統手法を否定するなら
絵画、作陶、彫刻、家具などなど全てのハンドメイドが無用と言う事になるな

味気ない近代建築よりは憧れるけど、自腹切って建ててもらうには高いんだよなぁ
土地がそもそも買えないし、良い木材も手に入りにくいし

※にもあるように、日本家屋の大工は海外向けの営業すべきかもな
カナダとかログハウスみたいなの色々あるし

>外国人に日本の文化や技術、人柄とか褒められるの嬉しいのは分かるけど
>何かこういうの毎度毎度やってたら 寒くないか

こういうのって優越感に浸るだけなら寒いけど
日本人が日本文化を改めて顧みる良い機会になると思う

消えかけの火がまぶしく光っているんだけ。

うちの祖父も大工(普段は普通の大工だけど出身村が宮大工の土地だった)で小さいころは色々な物を作ってくれたっけ。
夏休みの自由工作の宿題をするために祖父の家に泊まりこんだりしてたわ。

安心しろ。今の一軒家なんて釘も打てない自称大工がプラモデル感覚で組み立ててるだけだから。
木の部分なんてほとんど無いしあったところで釘と接着剤でがっちりになってる。

手入れをする必要はまったくないよ。
たぶん30年と持たんだろうけどね。

変形合体ものってこれの影響受けてるな
間違いない(キリッ

材質の歪みや圧力を考えると同じ材質どうしの組み合わせがBESTなんだよな
釘などは補助的なものなんだな

日本じゃあれくらいしないと家がもたないんだよね
ただ伝統ってだけじゃなく現代基準でみてもまだ実用性も備えているってのが誇れるところかな

訳者わかってるなら、ちゃんと「指物」っていった方がいいんじゃないの?
木組みでいいのかな…?

昔、こういう木造建築の技を競ってバトルする漫画があったな
タイトルとか全く思い出せないけど

テレビチャンピオンで
もう国内で一人しかできない継ぎ手っての見たな。
上下左右の斜めに入れて継ぎ手するという
超変態継ぎ手は凄かった。

確かに木を使わせたら潜在的な芸術家達がたくさんいそうだw
四季や台風、地震その他自然と人の競い合いと
この国の職人精神が合わさった歴史の芸術だね

でもこの工法でさえ実用ではなく見た目重視の江戸以降のやり方なんだよな
鎌倉あたりの最高峰の技術は日本の宮大工でも再現できない

こういう技術は後世にまで残したいよね。
大事にしたいよね。

山の北側の木を使うのは光があまり当たらないから成長が遅く、木の組織が密になってるからだっけ
密になってるから硬くて腐りにくいので同じく光が当たらない家の北側に使って湿気っても大丈夫なようにしてるとかどっかで聞いたような
どこで聞いたか定かではないから間違ってるかもしれん

大工と言えば、ドリフのコントのギミック満載のセットを製作してたトコは江戸時代から続いてるそうで。
芝居小屋を主に手掛け、鶴屋南北の東海道四谷怪談のセットや小道具で完成した技術をコントのセットに応用したそうな。
因みに、セットの倒壊ギミックは「屋台崩し」と言うそうです。

アメリカやカナダのダディの方が自力で家建てちゃうようなイメージあったわw
家ってやっぱりその地域の気候風土から産出物によるんだよね。
欧州の古い町並みが揃ってるのも、かつて街ができた時代に
手に入った材料と可能だった工法が一律だったからで。
宮殿だけはそれが飛び抜けてるから庶民の家と桁違いにゴージャスで。

オーストリア人はプライド高いのかなぁ
だけど日本人とは合いそうだね

こうやって海外で評価されると、起源を主張し.... (ry

本当にスゲーな

大工のしたでバイトした事有るけど、一見スゲー適当に見えて
組み立てる時にマジか!って精度で完成していくからなぁ。
伊達に「頭」なんて呼ばれてないわと痛感した。

東大の建築学科の教授の本を読んだけど
コンクリートは詐欺だって書いてたな
頑丈そうで中が見れないし長くは持たないって

こういうの面白いなぁ

ポルトガル49歳は返す言葉がないから、精一杯の皮肉を言ったんだよ。

原文では全く違うのかもしれないけどね。

刃物の使う向きは国によって違うからハラキリとか出てくる。
大工がそこら中でハラキリやらかしたら大ニュースだ。伝統にならない。
自分たちと習慣が違うとなぜ分からないのだろう。
それとも自分たちの価値、基準、習慣こそが世界標準と思っているのだろうか。

木造の家なんて火をつければ燃えてしまう。
ただの灰よ。

この動画の話ではないけど動画サイト見ていると英語で「この動画をアップロードしてくれてありがとう」って言葉を良く見る。
あと東日本大震災とか、アメリカの同時多発テロの時とかに思ったけど外国は「私たち(の国)はあなたがた(の国)と共にあります」という言い方でお悔やみを伝えるよね。

どっちも、意味は分かるんだけど日本ではあまり使わない言い回しで(動画のアップをありがとうはたまに見るけど英語圏のコメントほど頻度は高くないしあんな改まった言い方ではない)、礼儀正しくてなんだか良いなあと羨ましく思う。

ポルトガルの人の反論の仕方は良いと思う。たとえ皮肉でも、ネットや顔が見えないと感情的になってるコメントをよく見る。こういった余裕がネットでも見られればもっと有用なものに変わる。ネットは怖いよ。だからこうして翻訳してくれるサイト主さんに感謝と敬意を表します。自分は批判が怖くて手が出せないチキンです‥

その一方で、あやしげな企業がレゴブロック並みの危ういたてものを
金をけちって大量生産して、最悪ものがないのに人をだまして計画倒産したりもするしな

いいものには人手も時間もいるという意識はわすれないようにしたい

ずいぶんすかすかな木組みだなあと思ったらUP主達が作ってたのか

DASH村でも、この日本伝統の木組み工法で家を建てたね。

和風建築は値段が張るよな…
あと、機密性はやはり今の住宅のほうがいいとか…
風通しは良くなるけどクーラーの効きは悪くなるらしいね。

「家を建てる時は建てる場所の近くの山で採れた材木を使い」か・・
俺の家の敷地にある林なんかは、元々子供たちが大きくなって家を建てることになった時のために植えられたからな・・

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何でもかんでも支那から渡ってきたというのは大きな間違いですね。一万年前から人が住む日本で独自に育まれた技術というものは確かにあります。

朱が基調のシナの古い建物は気候が(砂嵐)で色がくすみやすいから。
日本の建物はシナから伝わったものも有るが日本のお城に朱が使われることはなかった。
シナのような大がかりな建物は無いが縄文時代の長さは5千年以上。漆を使った加工も物有り。こんな感じか。

>>21
>知り合いが大学院でこれを勉強している。
>地域によっても色々な部分で違いがあり、気候に合わせた変化や文化による変化があるらしい。
>ただそれを調べるには古い家屋を買い取り分解しなくてはいけないので、なかなか手が出せないまま
>技術や文化が失われていっているらしい。
>わずかな額でも寄付してくれると凄く助かるって言ってた。

なるほど、古民家を解体するときは単純に取り壊すようなことはやはりしてはいけないのね
ばあちゃんちが恐らく100年以上建つ家だから覚えておこう。

田舎の伝統は本人たちは何とも思ってなくても、じつは絶滅危惧種で研究材料として探してました!って民俗学者がぼちぼちいたりするらしいから、みなさんも田舎の伝統や変わった風習などあれば頭の隅に置いといてあげてくださいな

研修に参加してる外人さんたちが皆、指に絆創膏を巻いてるのが大変さを物語るね
ノミの扱いに最初は慣れずに怪我してたんだろうね

伝統建築って億単位の建築費用なんだっけ?

こういうネタに限らず日本関連の海外コメントには必ず数人の知ったかぶりが湧くよな
更に厄介なことにそれを見た情弱日本人が鵜呑みにするというオマケ付き

やはり海外通訳はオタクネタだけ見てた方がストレスなく楽しめるね

伝統工法って、ある程度当時の職人が洒落で作ったものもあるだろうね。
それを軽く作っちゃうとこがすごいんだよな。

軽くなど造ってはいない。
一つ一つの仕事を丁寧にきちんとしてきたんだ。
職人仕事を、職人の魂を侮るな。
仕事が終われば色々あるが、仕事中は真剣だ。

金のためにしかやらない下衆とは違うんだ。
長く保つ良いものをしっかりと作り上げることが価値なんだ。
銭なんかじゃねえんだ大切なのはよ。
銭ばかりいくらあったって、銭じゃ長持ちする家は建てられねえんだよ。
長持ちする心地よい家は職人さんたちの技と魂と手仕事があってこそ初めてできあがるんだよ。
銭のためじゃねえんだ。

こういう技術の衰退はエアコンの普及も大きい
夏をむねとすべしで通気性を重視してるからね
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