
よつばと!8巻が海外でも発売されました。
早速そのレビューが載っていましたので、紹介します。
ソースamazonレビュー
●読み終わって
よつばと牧場!は面白くなかった?お祭りはもっと面白くなくなりそう!?(よつばがハッパをきめるよ、ハハ!)よつばは風香に学校のぶ…文…文化祭!に招待された。そして風香はよつばにケーキがないと約束しなかった!よつばはジャンボと同じくらいの大きさじゃないケーキを楽しみにしてない!あなたは(よつばと!を)読まなくなる、今読んでるなら。
●良い点
あずまきよひこが彼と同じ世代の中で最も偉大な漫画家だと言ったら言い過ぎかもしれないが、控えめに言っても彼は世代を代表する漫画家の一人ではあるだろう。
他のどの漫画家も積極的に子供の心を知ろうとはしない。よつばの持つ奇妙な隠し味は人生をいともたやすく快楽へと導く。それはよつばが言うことの正反対の事をやるのと同じくらい簡単なことかもしれないし、(この遊びを子供の頃したことを思い出さないだろうか?)、よつばが人生で初めてまつりを体験するのは60ページの傑作のようであるかもしれない。
しかし、タイトルにもなっている人物だけがあなたに喜びと笑いを提供するわけではない。
特に永遠のいたずら者であるジャンボが関わるとき、大人達と彼女との係わり合いを盛り上げる、最も素晴らしい瞬間になるのだ(よつばがジャンボの肩に乗る時、コマのアングルが高角度望遠になるのに気づいただろうか?こういう細かな部分にこそ作者の才能が輝いている)
それにもかかわらず、作者は豊かに描かれた祭りと牧歌的なご近所付き合いを同時に描くことで、より大規模な描写すら行うのだ。
人生の喜びに感謝するためのマニュアル本として、『よつばと!』以外はどんな金額にすら見合わないだろう。
●悪い点
また、もしあなたの両親にとってわずらわしい子供であるには、と言うマニュアル本があるとするなら、この本を選ぶことこそ理想だろう。―本当に、この漫画ではよつばの行動にはなんの制限もないのだ。
例えば、文化祭のケーキを食べることに関する部分はいらだたしい雰囲気で終わる。これは私達のヒロインである6歳児の頭の中の、最も悪い部分を現している。
それ以外にも、よつばが一杯のミルクを要求する回(管理人注:よつばとはいたつ!だと思われます)、雨の中外に飛び出すところ等、本当にやってほしくないことばかりだ。(少なくともよつばと台風!はユーモラスな雰囲気で終わったが)
最悪なのは、同じジョークを違う回で何度も使うこと。
よつばは社会の仕組みを理解していないから、状況を誤解して間違ったことをする。それを見てみんなが笑う。これを何度も繰り返している。作者は何度これを繰り返すつもりなんだろうか?
●総括
率直に言って、作者はこの漫画を好きなだけ続けることが出来るだろう。何故ならこの漫画は他の漫画が束になっても敵わないほどの笑いと微笑みに満ちているからだ。
この巻にはA-をつけよう。
※以下amazon.comのレビュー
★★★★★単純に面白い
シリーズ8巻目となるよつばの毎日の冒険はそれまでと同じくらい楽しいものになっている。
この本はとても笑わせてくれ、私の愛読書になっている。また、それは220ページに及ぶ最も大きな本でもある…最初にこの漫画を読み始めたときは、ちょっと疑問があったのだけど、実際この漫画は凄く楽しめ、今では9巻が出るのが待ちきれない。
★★★★★偉大なるシリーズ
この漫画は全てがキュートで可笑しい。私は完全に(よつばと!に)溺れている。そして、いつものようにamazonは素晴らしく、本の状態について苦情を送ることは全くなかった!
日本と一巻分のずれはあるものの、海外でも『よつばと!』は順調にリリースされているようで、今回のレビューも概ね大好評です。
同じような展開が多い、とちくりと棘を刺していますが、海外のレビューにおいて欠点を挙げることは規定事項のようなものですから。
よつばの行動にイライラする、というのはある意味作者の意図に嵌ってるといえるかもしれません。
日常の繰り返しについて、海外では『よつばと!』に限らず他の漫画やアニメでもそれほど評判が良くない気がします。
どうも、同じような話が繰り返されるのが好きじゃないようです。
もっとも、それでも作者の描写の確かさ、物語の面白さは相変わらず絶賛されています。実際のところ、よつばの行動範囲は巻を追うごとに広がっているのですが、その辺はあまり気づいていないみたいですね。
9巻の気球はどのような感想を持つのか、今から楽しみですね。
管理人雑記:冒頭の
●読み終わっては訳してて???となったのですが、単行本を読み直して納得。
よつばとあべこべ!へのオマージュになっていたのですね。
なんだかんだ言って楽しんでいるみたいです。
気に入りましたら、コメントなど残していただけると嬉しいです↓
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tag : 海外の反応翻訳よつばと!
↓さあ日本人様の素晴らしい意見をどうぞ
海外では日本のテンドン(ボケを二度言う事)を笑わないと聞いたが
漫画でも起こりえることだったんだな
よつばとは俺も大好きです。変な萌えがなくていい!
日常のことを面白おかしく書けてるのは凄いと思う。
あずまんが大王のときの4コマ漫画じゃなかった時はツマらなかったけど、よつばとは かな~り上手く書けてる。
あずま先生が勉強したのか編集が素晴らしいのかはわかんないけどね
あと月刊だからか単行本のペースが遅いのがなー購入してる単行本の一つ
「面白いない」ってどういう意味か分からない。
このマンガの中にそういう表現が出てくるのかな?
↑>管理人雑記:よつばとあべこべ!へのオマージュになっていたのですね。
よつばとも3巻くらいまでは新鮮で面白かったな。
あずまんがみたく、
4巻くらいで終わればよかったのに。
「●悪い点」のところがどうもわからない。
それの何が悪いんだ??
これは幼児に読ませるための教育絵本ではないぞ
それに「父ちゃん」は見かけは多少ずぼらでも、親としては非常にしっかりしている。
躾けるべきところは、きちんと躾けている。
仮に小さな子供が読んでも悪影響を受けることはないはずだ。
イノセンスなキャラって
海外の人には余り受けが良くないと思っていたが
よつばくらいの子供ならセーフなのかな。
何だかんだ言いながらも楽しめる本だと思います
ただ万人には進められない本ですね
好き嫌いがハッキリする内容・展開ですから
流行りの少年漫画アクション系好きには駄目でしょうね
基本的に物語りでは無く観察日記的だから…
笑いがあってもギャグ漫画では無い作品だから、爆発的なヒットは有り得ないでしょ
瞬発力は無いが持続性は高く楽しめる作品でしょうね
作者が変わらなければの話しですが…。
なんか悪い点は無理矢理粗探しした感がw
「ちくりと棘を刺して」
この表現が一番笑えたわ
いや何て言うかあれ、ええーとそうそう、昔のね、多くは子供向けの作品に対しての評論には必ずあったダメ出しね?あれの数々を思い出しちゃってそれで笑えたのだわ
管理者さんを笑ったわけじゃないのよ?
現代の視点から過去のそういうのを笑ったらダメなンでしょうけど、別に評論家じゃないから素直に笑っておくわ
アメリカ人なんだろうけど
ほんとにアメリカ人の多くは子供の奔放さに不寛容だよ。
チャイルディッシュなことは、当の子供がすることでもうっとうしいと感じるようだね。
オトナになることへのプレッシャーがすごいんじゃないかな。
子供なら当然これくらいのことはするだろうという
ドジな失敗とかわがままにも、もっとちゃんとしろよってな気になるっぽい。
「よつばとはオタ向け漫画じゃない!(キリッ」って言うオタク
よつばと!読んでいていつも思うのだけど
外国語への翻訳は血尿出るくらい難しい
日本的比喩言い回しが多いなと…。
(まぁ日本の漫画も小説もみんなそうなんだけどね)
>↓さあ日本人様の素晴らしい意見をどうぞ
あたまおかしい・・・
よつばとの面白さを詳しく説明するのは難しいね
なんて言うか読んだ後幸せな気分になれる
登場人物がみんな(老若男女問わず)かわいくて、優しくて、いい人達なんだよ
だからすごくいい気分で読める
9巻は失敗作・・・
8巻までの落差が酷い
9巻は「あさぎと!」にしたほうがいいと思う
まあ2ch鬼女板のよつばと評価は、「よつばとおもしれーけど、現実だったらよつばみたいなアスペ気味の子供はお断りだ」だからな
この外人の言ってることもひとつの見方としてはあるだろーな
>>↓さあ日本人様の素晴らしい意見をどうぞ
>あたまおかしい・・・
触れるな。あっちの人だよ
よつばとの世界はいい人しか居ない御伽噺だからなぁ。
御伽噺と思って読めば面白いし大好きだけど
リアルに考えると無理ww
わけのわからない行動をとるあたりは
子供だからかわいいし仕方ないと思えるだろうけど、
実際は隣の子が毎日遊びに来たら迷惑だ。
いくら可愛くても他人の子が自分のことを「かーちゃん」とか呼び出したら家に入れたくない。
とーちゃんは〆るとこは〆てるけど、
タバスコをかけすぎたりしたときに
よつばがまるで悪びれてないのに叱らないとか
ちょくちょく気になる。
海外の(キモヲタナードの)反応
ファンタジーはファンタジーでも、昭和時代の地方都市における一定のリアリティに基づいたノスタルジックなファンタジーではあるんだよな。
全くの嘘というわけではない。「あー、あったあったこういうの」的感覚が凄いんだよね。その点が凄くリアル。
21世紀における都市生活のリアルとはかけ離れてることは間違い無いだろうけど。
個人的には「三丁目の夕日」に構造が似ていると思う。ただよつばとは、違和感無く携帯電話やPC(しかも液晶モニター)やSOHO労働者や異人種幼児が存在している点が、まぎれもなくこの21世紀の日本なんだけど。昭和と21世紀のいいとこどりかも知らん。
「三丁目の夕日」だってリアルではないわけだけどね。「もっと街は薄汚れていた」「共産党や学生運動のポスターがいっぱい貼ってあった」「小雪みたいな美人のストリッパーなんていなかった」というのが実際の昭和レトロらしい。
最初のコメ何かいろんな意味で卑屈すぎ
まあリアリティから言えば、地方の神社のお祭に転居してきたシングルファーザーの親子(しかも子供には明らかに外国人の血が入ってる)がいきなり参加するのって、別に不可能でも困難でも無いにせよ色々とめんどくさい手順が必要だと思うよ。
あっという間に世間様の噂の餌食だよ。そんなの。
子供が楽しく参加するには、父親が「世間」という地域共同体での人間関係の維持と構築に、それなりのエネルギーと多少の金を費やさなきゃならんはずだ。
そのへんの地域共同体特有のめんどくさい事情は、もしあったとしてもあえて描かれて無いよね。そのあたりがファンタジーなのは確かだ。
もしかしたら色々顔の広いジャンボやジャンボ父あたりが動いてくれたのかな。地域に密着した商店主だもんな。
長文続きですまん。
あまりよく憶えていないんだけど、小さい頃海釣りや山菜取りに連れて行ってくれた近所のジャンボ的お兄さんやおじさんって、確かに存在したんだよね。
21世紀の今はもうありえん存在なのかも知らんけど。
少なくとも今年34歳のおれの男子小学校低学年時代だと当たり前のようにあったことだと思う。というか全く過去にそういうことが無ければ逆におかしい。女子だとどうだか知らんが。
個人的にはそれは近所の友達のお母さんの再婚相手だったり、友達の従兄だったり、おれにとっての「ジャンボ」的存在の大人は色々だった。
だから「ジャンボ」はファンタジーかも知らんが、ノスタルジーにおけるリアルではあるんだよね。説明しにくいが、過去に確かに存在していた。そんな一連の人たちを象徴化し、キャラ化したのが「ジャンボ」なんだと思う。
公式設定では210cmという身長も象徴的だと思う。おれらにとっての「ジャンボ」的お兄さんは身長170か180かそこらだったんだろうけど、子供の視点から見ると体格も体力もアウトドア知識もびっくりするくらいの巨人だった。それをキャラとして再現し、大人になった読者に再体験させようとすると、身長210cmの「ジャンボ」になるんだと思う。
だからこそ「ジャンボ」は妙にリアリティがあって、懐かしくてたまらない。
長文すまん。しかしほんとよくできてると思うわこの漫画。
かめはめ波とかスタンドとか楽しんでるオタクの住人に
「現実的には」ってオマエwwwwwww
アメリカ人のマンガファン(♀)が翻訳本を持ってたが、そいつの母親の方が新刊を待ちわびるほどファンになっちまった、という書き込みがあったな。
でも電撃は偶数月しか買わないよ。買ったら16ページ分だけ破り取って廃棄。そのまえに『よつば』だけは観る。
>まあリアリティから言えば、地方の神社のお祭に転居してきたシングルファーザーの親子(しかも子供には明らかに外国人の血が入ってる)がいきなり参加するのって、別に不可能でも困難でも無いにせよ色々とめんどくさい手順が必要だと思うよ。
絡むみたいですまんが、よつば父はあの町の出身だし、まったくのヨソ者って訳ではない。
それからよつばの町がどれだけ田舎なのか分からないけど、描写されてる範囲においては、未婚で片親家庭や外国人が珍獣みたいに扱われるほどの人里離れた田舎ではないように思われる。
現実的だという気はないが、ああいうやもめ家庭を近所の奥さんとかが気にかけて地域共同体で受け入れてやる図はよくあったし、都会でもド田舎でもない昔ながらの行事もあり、新参の人間も流入してくる地方都市の雰囲気は上手くかけてると思う。
なんか妙にかっこつけた意見が多いなあ。
>あずま先生が勉強したのか編集が素晴らしいのかはわかんないけどね
とか
>作者が変わらなければの話しですが…。
とか最後につけ加えなくてもいいだろw
なんで評価はしてるけどね…みたいな上から目線になるんだ?w信者とは違う!(キリツ てかい?
>「よつばとはオタ向け漫画じゃない!(キリッ」って言うオタク
所詮オタク向けとか言いたいわけか?そんな事を気にしすぎてる時点でオタクだろw
あとファンタジーだの御伽話だの言ってるけどさ、
隣の子が我が家同然に毎日遊びに来て不自然じゃない環境なんていくらでも見てきたし、ジャンボみたいな存在は今でも普通にいるよ。
もちろん漫画だから良い意味でファンタジーは混ざってるんだが、ここで言われてるリアルじゃないって意見は単に視野狭窄と思える。君らの周囲で起こらない事は非現実かい?
日常を描いた漫画を信じ込んでると思われるのが恥ずかしいのかねえ…エセ批評ぶるほうが恥ずかしいと思うけど?
どんな批判も批評の一つであるはずなのに、ここの住人は批判に批判で覆うような書き込みが多い。
外人相手に、信者とアンチの対立的構図をここにまで持ち込まないでくれ。
外人の批判も含め、文化や宗教や様々な意見の相違を楽しむためにここに来てるんだろう。
頭緑の子供漫画になに言ってんだ…?
バランス感覚を欠いている意見が多い気がしますが、まあ知ったことじゃないかな