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「宗教的冒涜で笑おう」中村光『聖☆おにいさん』を読んだ海外のレビュー

聖☆おにいさん

バカンスとして人間界に降り、立川で暮らすことにしたブッダとイエス。
慣れない人間界での暮らしに四苦八苦しながらも楽しい日々を送るのだった。
言わずと知れた中村光によるこの漫画、2009年、手塚治虫文化賞短編賞も受賞しております。(wikipedia)

聖☆おにいさんの海外での評判はこちらこちらでも紹介されています。

引用元:animenewsnetwork.com

●アンサイクロペディアより
ブッダは覚醒者であり、イエスは神の子、二人は秘密の休暇を企て、東京の立川で部屋をシェアして暮らす。

●良い点
コンセプトがシンプルすぎるって?その通り。しかし時として、シンプルさというのはただ笑うために必要なものでもある。しかし、この『聖☆おにいさん』に対してはそんなことに気を使う必要は無い―この漫画の魅力は世界的な2つの宗教を大衆化させることから来ているのではなく、むしろこの有名な宗教指導家二人がそういう状況に置かれたときの、俗世の気まぐれを強調することによって輝いているのだ。
何と言っても、福引を引いて自分の像を貰ったとき、ブッダは何をするべきだろうか…?また、中村光が説得力のあるパロディを見事に描くために必要な研究をしただろうことも明確だ。あらゆる章がキリスト教と仏教の皮肉めいた参照であふれていて、この本の中の一番のギャグは全てイエスやブッダの言い伝えから引かれている(水をワインに!、後光が差し始める!)言い換えるならオリジナルを知っていれば知っているほどパロディを楽しむことができるということだ。両方知っていればなおさら。そして、物語が進むにつれ新鮮味を失う他のコメディと違ってこの作品は良さを増してさえいる。今までの中で最も可笑しかった回はイエスがブログを続ける話と、ヤクザに間違えられた話なのだがこれは2巻の中盤の話なのだ。まさに”神”コメディだ。

●悪い点
『聖☆おにいさん』は確かにコンセプトとコメディで読者を掴むことに成功したが、これが時間が経つことでどうなっていくかはまだ不明だ。何と言ってもこれはひたすら”イエスとブッダがたむろして暮らし、普通の人々にとっては恥ずかしいことを彼らがする”のだ。1話1話は15~20ページと短いから可笑しな場面はいいのだが、全部で134ページある
1巻の間にその浅さは明白になっていく。もちろん、2巻も面白いことは約束できる。ブッダがイエスの誕生日でもあるクリスマスにサプライズパーティを企画するのだ―しかし、彼ら二人のキャラクタや哲学的な差について深く調査されているかというと、どうだろうか?「軽薄な」イエスと「慎重な」ブッダをキャラクタ付ける代わりに、本当の個性を描いてはどうだろうか?検討してもらえないだろうか?webコミックの1つであるSinfest:http://www.sinfest.net/はおそらくこれよりもユーモラスに宗教の力を探ることに成功している。しかも1ページたったの4コマで(時には2、3コマで)だ。更にこの漫画の(聖☆おにいさんの)イエスとブッダの楽しみに慣れてしまうと、作画はかなり無味乾燥に感じてしまう。面白さは何処に行ってしまったのだろう?

●総括
この漫画の持つ深さは「クリスマスと復活祭には教会に行きます」程度のもので変わる事がないのは明白だが、それでも笑えることは確実だ。神聖なものを冒涜するような笑いがたくさんあるのだ。

こちらのレビューに幾つかコメントされていましたので紹介します。

●アメリカ
オゥ、『聖☆おにいさん』は宗教専攻してるものの夢そのものだよ…これって馬鹿馬鹿しくて面白いし、不敬ではあるけれど完全に失礼って訳じゃないよね。でも確かにレビュアーの言うとおり深くはないな。ギャグ漫画だからしょうがないんだけど、もうちょっと人間の内面的な描写を見たいんだよな。でもこれはかなり笑えるよ!2巻のブッダが病院に行く話が自分のお気に入りだよ。これはライセンスされないんだろうな(ハァ…)これは内容だけじゃなくて、ページ間の”間のジョーク”が重要なんだけど、これを説明しちゃうと途端に面白くなくなるんだよね。もういっそ輸入するべきなんじゃないかな…

●ロスアンジェルス、アメリカ
『聖☆おにいさん』はめっちゃ面白いよ!宗教を勉強していてユーモアのセンスのある人ならみんな好きになると思うよ。

●不明
同意。SYM(SaintYoungMen:聖☆おにいさんのこと)は今まで見た中で一番面白かった。コンセプトと描写の両方ともいいね。実際のところ自分はこの漫画で不快な部分や、厳しい見方をしているところは見当たらなかったよ。作者は思想を尊重しているのは明らかなのに、なんでこの2人のおかしな生活を楽しめないんだろうね?この漫画は、見つけてすぐに友人達に貸さなきゃならなくなったほどだよ。そうさせる何かがあるんだろうな。
もしこれがライセンスされたら、きちんとした会社が改悪せずに出してくれることを願ってるよ。今まで遥かに悪いものが許可され販売されてきたのを見てるからね。

●不明
『聖☆おにいさん』は笑ったし泣いたよ…特に5話のおなかを減らした彼らに猫が食物になるためにやってきたところなんか…(T_T)
熱狂的なキリスト教信者なんかはわめき散らすだろうけど、これの面白さは潔白だよ。
特にイエスが「映画でやるならジョニー・デップにやってほしい」というところとか、単なる軽いユーモアだよね。

●アメリカ
>熱狂的なキリスト教信者なんかはわめき散らすだろうけど、これの面白さは潔白だよ。
全くだ。これはブッダやイエスを侮辱なんてしていない(時々彼らの信徒をからかいはするけど。病院で仏陀の再臨を待っているお年寄り達とか)
まずはじめに、この中のユーモアの多くがこの宗教で今までに言ってきたことややってきたといわれたことを元にしてるんだ。残りのユーモアは熱狂的な現代日本で暮らすことの落ち着かなさを題材にしてるんだ。それに、2人とも本当にいい人に描かれてるし。
イエスは特に周囲を明るくしているよ!これはどちらか一方を犠牲にして片方を引き立たせるのではなく、両方を等しくいじってるんだ。
でも確かにこれはライセンスさせることは無いと思う。両方の宗教をある程度知ってないと、このジョークの大半は受け付けられないだろうからね。

●不明
『聖☆おにいさん』が宗教に関する怒りを掻き立てさせやしないかと心配だったけど、ちょっと読んだ限りじゃただ面白いだけだったよ。
1日の中の漫画を読む時間をこれに充てるという選択は良かったようだ。もう少し読んでみるつもりだよ。


キリスト教に熱心なアメリカだけに、この漫画も注目されてるようですが、そうなると仏教圏でどう読まれているのかも知りたくなってきますね。
(タイ、ブータン、ネパールくらいしか思いつきませんが)
やはりライセンス出版は難しいだろうな、という意見が多いですね。
実際のところアメリカのキリスト教も熱狂的な原理主義者の声が大きいだけで、数で言えば普通の人のほうが多いと思うのですが(ニュースになるということは、それだけ特殊だということだし)
ただ、アメリカにおいて公然とキリスト教を批判することは国を否定するも同義なのでなかなか反対できないというだけで。
ただアメリカという国は個人主義こそが絶対であり、宗教が個人の表現を妨げてはならないというポリシーも根強い国なので、結構キリスト教をちゃかしたものも多いし(例えば基本的にキリスト教は偶像崇拝禁止で神を実体化してはいけないのに映画では人間の姿をさせたり、godは男性名なのに女性に演じさせたり)アメリカで出版したら反対する人もいるだろうけど、受け入れられるような気もするんですけどね。
(反対にイスラム教やユダヤ教の反発の方が怖いかも。何故出さないんだ!と)



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tag : 海外の反応 翻訳 聖☆おにいさん


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コメント

漫画読み(笑)なら必読!みたいな空気が嫌だった

マホメットを描いたら怒られちゃうし、ユダヤ成分はイエスが担当してくれる:D一番欲しいのはヒロイン担当!・・・スジャータかマグダラのマリアかなぁ。無理か

イスラムは北欧の新聞が風刺で描いたら物凄い事になってなかったっけ

>漫画読み(笑)なら必読!みたいな空気が嫌だった

同じくw
ベストセラー小説も文庫になるまで絶対に手を出さない事にしている

ジーザス・クライスト・スーパースターなんてミュージカルがあるくらいだから、キリストを茶化すのはアメリカでも決してタブーではないんだよな。
もしかしたらライセンスもあるかもね。

イスラムは偶像崇拝禁止してなかったっけ?
絵に表すことが既に罪だったような....

イスラムは駄目だよね。
日本はポケモンで邪悪認定されてるし。
プレステもだっけ?

ブッダの真剣なつっこみが好きだ
「どうしたのイエス 迫害かい?」とか
あとマーラがいとおしくてならない

宗教への寛容、宗教者の寛容、共に無ければ争いしか残らない

確かイスラム教の偉い人(?)とアラーは出さないという約束を出版社・作家が取り交わしたんじゃなかったっけ。

いや、キリスト教原理主義と言われる福音派の連中は
アメリカで三千万ぐらいいるぞ
決して少数派ではないよ
俺は絶対無理だと思うねこれは
面白いんだけどね

いくらなんでも取り上げた海外のコメ数少なすぎじゃないすか?

>本当の個性を描いてはどうだろうか?検討してもらえないだろうか?
て、考え方がずうずうしいというか押し付けがましいというか。
大体、ブッダやキリストの本当の個性なんて誰が知ってる?聖典の解釈だって教派によってバラバラだってのに。
それにこれは「気軽なコメディ」だからこそ良いんだってことを忘れてもらっちゃ困るわ。
シリアスなのは他の色んな人が書いてるんだから「哲学的」だったり「宗教の力を探る」ものを求めるならそっち読めよ。

普通に読んでも面白いけど、
元ネタ分かると更に楽しいと思う

あえて作品を軽いテンポのコメディーにしてるんだから
宗教の深淵や預言者の偉大さとかを求めてる人は別の作品でも読んだらいいんじゃないかな

ヒロインといえばわが国には天照さまいるではないか。

まあ引き篭もって扉越しにしか会話してくれなさそうだけど。

日本の神様も出してほしいよねー イザナギとイザナミとか

うちの姫神さまは男装で武器もって末っ子怒鳴りつけてたし案外気が強いぞwww
それにしても孫どころか曾孫の曾孫の曾孫の(中略)曾孫の曾孫までいるヒロインはありなのかという方が問題だ

読んだけど出オチだよね、こういうのって。
まぁ正直ずっと読み続ける類の本ではなかったが、そこそこ面白かったよ。

もし登場するとしたら、恐らくムハンマドさんは
常に前髪で目を隠した
マダムキラーのビジネスマンだよ。

「軽いけど意外と深い」ものを期待すると裏切られるけどな。別に深くは無い。
そのへんヘタリアに通じるものがある。

タブーに切り込んでもいないな。キリスト教界も仏教界もそのへん寛容だから。
真のタブー。切り込むと流血沙汰になるイスラム、創価、同和差別戒名、その辺には絶対近寄らないだろう。

>漫画読み(笑)なら必読!みたいな空気が嫌だった

なんとなく、わかる。
そういうときネットで買って、こっそり読むw


よく調べて、エピソード作ってるなーと感心する。
個人的に荒川より、おもしろい。
海外への展開だけでなく、アニメ化も難しい題材なのかな。

どういう経緯でこの漫画が知れたのか、それが気になる

>漫画読み(笑)なら必読!みたいな空気が嫌だった

そういうのも逆の意味でミーハーだな

ヒロインはいらないだろ

最近読み始めたら予想以上におもしろかった。

アラーはNGだが、ムハンマドはあくまで預言者であって
人間だから描いても良さそうな気はするんだがな

まーわざわざ危ない橋渡る必要もないし、その辺のバランス感覚に長けた人だとは思う

解脱した仏陀が再誕したらおかしいだろ。
どこぞのアホな新興宗教団体が再誕した映画作ってたけれどな。
あー、そうか、あの映画もギャグ映画だったのかw

マーラかわいい

どうも仏陀よりいえっさの方が
圧倒的に人気があるみたいで
浄土宗の俺涙目

>漫画読み(笑)なら必読!みたいな空気が嫌だった

知らずに偶然手に取ってたら「オレって見る目あるんじゃない?」とか思うわけでしょう(笑)
そういうオレもベストセラーとか今話題のとか言われたら、誰も話題にしなくなるまで絶対触れてやるもんかと思うタチだわ。

本当の個性って何?

若き日の仏陀もキリストも
「きわめて知的で繊細だが、物質的欲望や出世欲には乏しい、社会からやや遊離した青年」
という点が共通するよな。この作品でもまさしくそういうキャラクターとして描かれている。
現代日本に仏陀やキリストが生まれたとしたら、確かに高学歴フリーターあたりになって立川の安アパートで暮らしてそうだ。
勝ち組負け組の二分価値観においては、明白に「負け組」の側に身を置いているのが両者なわけだし。元来そういう知的青年層のために宗教というものが存在したはずなんだよな。
今で言う高学歴フリーターみたいなそういう知的青年層が否定の対象にしかならない現代の一面を抉っているようにも思える。

そう考えると、この作品の軽さこそが重く深い。

対照的にムハンマドや孔子は欲望がギラギラしたところがあるよな。
ムハンマドは色々屁理屈こねながら人生を楽しんでいる陽気なアラブ人のオッサン(決して悪い人ではない。バカでもない。猫大好き)という印象。
個人的には孔子はあんまり好きじゃない。色々奇麗事は言うけど、出世願望も強い中国人の教育職のおじさんという印象。

イスラムを弄るのはヤバイよ。
確か昔、日本の大学教授が禁書かなんかの翻訳出して暗殺されたよね。
ユダヤもそうだけど、宗教の原理主義者ほど手に負えない者は無い。
触らぬ神に・・・だよ。

モンティパイソンのライフ・オブ・ブライアンが問題視されてから二十数年……いまだ放送禁止の地域もあるからな。

ちなみに一番好きなネタは『山羊の乳の粥』だな。『給食でのご飯と牛乳の取り合わせ』という話に『牛乳とご飯は仏陀の時代からある組み合わせだ』と昔からネタにしてたのだが、これで説明しなくても知ってる人がちょっとだけ増えた(山羊の乳じゃんというツッコミもあったが)

↑の米で思い出したが、

探偵ナイトスクープで「戦時中にご飯にヤギの乳をかけたのが上手かったんでもう一度食いたい」という依頼で、
再び食ってみたら、獣臭くて口に入れた瞬間吐いたようなオチだった。
「空腹」がキーワードなのかも。

宗教タブーに関して気になるのは、漫画の中でシルエットとはいえ「イエスのお父さん = 旧約聖書(ユダヤ、イスラム、キリスト教で言う所の神様)
の姿を書いてしまっている点と、
先の3教の争いから一歩離れたスタンスの仏教がキリスト教寄り、と思う人が出ないかという点です。

根本ベースが神道の「色んな神様がいてOK」なので、この時点で一神教の人には怒り出す人も居るのかも知れませんが。

>一番欲しいのはヒロイン担当!

ヒロインとかいらねーから

ヒロインは松田さん(家主のばーちゃん)でいいだろw

ヒロイン松田さん笑ったww

殆どの国民が宗教を持っていない日本だからこそできた作品だねw

面白いよね!私は特に知識もなく読み始めたけど、後々学校でちょっと習ったりして、
「あ~!」って思うところたくさんあったよ!教科書には載ってない人の名前をも覚えられたしね!
よく、神様仏様が主人公で、こうも毎回笑えるギャグ漫画が描けたものだよ!
まぁ、何か欠点があるといえば、決してアニメ化はされないだろうというところだね!(笑)

コレが社会的な理由でライセンスされないってマジなのか。
外国ではそんなに宗教の勢力が強大なのか。

>外国ではそんなに宗教の勢力が強大なのか。

アメリカでは、定期的に学校の生物の授業に創造論(科学として!)を導入しようとする動きがあるレベル

スジャータ(サンスクリット語及びパーリ語:Sujātā, 正確にはスジャーター)は、釈迦が悟る直前に乳がゆを供養し命を救ったという娘である。

会社のスジャータの元ネタ

我々は知らぬ間に宗教と縁がある

一例ですけど

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