【海外ネタ】アメコミで描かれたイエス・キリスト

キリスト教における神の子であるイエス・キリストは言ってみればキリスト教界におけるヒーローのようなもの。
という事で様々なアメコミに取り上げられたイエス・キリストを紹介します。
アメコミと言いつつ、日本のあの漫画も入っていたり。
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引用元:ugo.com
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21)Son-O-God(神の子)

ニューヨーク・ブルックリンに住む情け無いユダヤ人のマイロン・コーエンは神の名の下スーパーヒーローに変身する。
宿敵は誰か?もちろん教皇だ。
20)Jesus Hates Zombies(イエスはゾンビがお嫌い)

イエスが死んだ3日後に甦った事は数多く語られている。
多くののセオリーに則れば、神の子は脳みそ喰いのゾンビと言えるかもしれない。
しかし、この漫画の彼はエイブラハム・リンカーンと手を組んで狼男、アンデット達にお灸をすえている。
19)The Life Of Jesus(イエスの人生)

ドイツ人漫画家Gerhard Hadererが出版したこの漫画ではイエスはヒッピーのような風体でジミ・ヘンドリクスとサーフセッションを行っている。
ギリシャ語に翻訳された時、政府は冒涜罪で作者の引渡しと6ヶ月の投獄を要求した。
18)ゴーストライダー

ゴーストライダー第9話で主人公ジョニー・ブレイズは自分自身の中の悪魔と相対し、あと数分で負けるというところで”友人”と名乗る長髪で髭を生やした男に救われる。
17)漫画『救世主(メシア)―人類を救いし者』

日本の漫画で新約聖書としてはごく普通の描かれ方をしている。
聖書にとって不愉快な要素である浅黒い肌、貪欲な裏切り者というユダヤ人の描かれ方やドラゴンボールの悪役のようなポンテオ・ピラトも含まれている。
16)Jesus Christ: In The Name Of The Gun(ジーザス・クライスト:銃の名の下に)

神の子は地球を見下ろし、我々が彼の作ったものをメチャメチャにしている事を知り、我々に間違いの正し方を教えようと決意した。
銃弾で。
15)ゾンビ・ジーザス

『 X-Force』の作者ロブ・ライフェルドは敬虔なクリスチャンでもあり、彼の書いたWebコミックスではビッグ・Jとその使徒達がアンデッドの頭を切り飛ばしてまわる。
14)The Easter Story(生誕物語)

マーベルのスコット・マクダニエルが作画を担当したこの漫画は『超人ハルク』ファンのための新約聖書だ。
13)ジェフリー・ダーマーVSイエス・キリスト

1990年代のインディコミック誌Boneyard Pressが出した物はほとんどがゴミだがハート・フィッシャーの指揮の下、『ジェフリー・ダーマーのゾンビ軍団』、『若きジェフリー・ダーマーの冒険』、『ジェフリー・ダーマーVSイエス・キリスト』を含む印象的で暴力的なジェフリー・ダーマーの伝記を出版した。
12)Dirty Job(汚れ仕事)

この漫画は3人のローマ人が先ほど終えた”汚れ仕事”について語るという形をとっている。
ラストページでその仕事がキリストの磔刑だった事を作者のアレックス・トスの描くシルエットが明らかにしている。
11)Loaded Bible

文明が崩壊した世界、1人の男がバンパイアに立ち向かっていた。
その男はイエス・キリスト…あるいはそのクローンだ。
10)The New Adventures Of Jesus(イエスの新たな冒険)

多くの人がフランク・スタックの『The New Adventures Of Jesus』が世界初のアンダーグランドコミックであると信じている。
スタックはバイブル・ベルト(訳注:アメリカの中西部から南部にかけてのキリスト教の盛んな地域:wikipedia)による迫害を避けて”フールベルト・スタージョン”と名乗った。
権威に疑問を投げかけ、彼なりの方法で父の復讐を果たす物語となっている。
9)聖☆おにいさん

日本にはまだまだイエス・キリストの漫画がある。
イエスが休暇で東京に来て、仏陀とアパートをシェアするというコメディだ。
日本では大変に人気があり、賞も取ったから英語に翻訳される可能性もあるかもしれない。
8)Supply Side Jesus(与えるイエス)

この漫画では神の子が人類を救済する手段としてのマーケットの力を信じている。
7)Jesus Christ

ブルーウォーターコミックは安上がりなコミックで金を稼ぐ出版社として悪名高い。
ここはバラク・オバマやレディ・ガガ、ジャスティン・ビーバー、あまつさえトワイライトのコミックまで出してきたから、イエス・キリストを出したとしても驚くには値しない。
残念な事にこれはDeviantArtレベルなブルーウォーターコミックのスタッフが描いた超まっとうな神の子の人生の物語だ。
6)Battle Pope(戦闘教皇)

これはオズワルド・レオパルドII世の物語で、彼はブルース・リーの特訓を受けた。
イエス・キリストは教皇の役立たずで酔っ払いな相棒としてしばし登場してくる。
5)サベージ・ドラゴン

この漫画はパラレル宇宙から天国まで、様々な場所での冒険が描かれている。
無神論者を公言する主人公は31話で邪悪な魔術師の陰謀により地獄に落とされて終わるが、地獄も天国無しでは存在し得ない。
神(ビッグ・O)は彼に信仰を教えるために地獄から解放する。
4)There's A New World Coming(新世界来たれり)

これは信者が有頂天になるさま、アンチ・キリスト、疫病、ヒッピーが詰まったクレイジーな24ページだ。
脳にLSDを注射するような物だな。
3)Swamp Thing(スワンプシング)

wikipedia:スワンプシング
88話でスワンピーは磔刑になる前のキリストと出会い、彼の身体に入り込んで福音を授かる。
2)Chronicles Of Wormwood(ワームウッドの物語)

この漫画に出てくるイエスは今までで最も微妙な物だろう。
転生する前は黒人の男で、警官に殴られた事によって昏睡し目覚めた時には別人になっていたのだ。
彼の親友ニコラス・ワームウッドは名ばかりのアンチキリストで、彼らはコンビを組んで黙示録の始まりを延ばそうと冒険を続けていく。
1)The Godyssey

これは最も90年代的な描写のイエス・キリストだろう。
この漫画はギリシャの神々とキリスト教の神々の戦いを描いている。
これは文字通り戦争で、ビッグ・J(イエス)はヘラクレス、ポセイドン、ゼウス等と戦闘を繰り広げている。
何故か?世界にはまだまだ知られていない事があるのだ。
ゾンビと闘ったりジェフリー・ダーマー闘ったり、神の子も楽では無いようです。
これだけ色んなシリーズがあるなら『聖☆おにいさん』も問題なく出版出来そうな気が。
追記:誤訳を修正。ご指摘感謝です。
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